DISC REVIEW
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2001年にイタリアはローマで結成されたメロディック・デス・メタル・バンド LAHMIAが、約7年ぶりの新作となる2ndアルバム『Resilience』をリリースする。弦飛びリフやトレモロを織り交ぜたオーソドックス且つストイックなサウンドをベースにしつつ、独特の耽美な雰囲気を纏っており、他のバンドとは一線を画す作風に。スラッシーなTrack.1、勇壮なメロディにアグレッシヴなツーバスが絡むTrack.3、モダンなヘヴィ・リフで突進するTrack.7と切れ味鋭い楽曲が並んでおり、11分を超える大作ながら惜しみなくリフが繰り出されるTrack.6はまさに今作のハイライトと言えるだろう。メロデス愛好家のみならず、全メタル・ファンにぜひ手に取っていただきたい。 菅谷 透
