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DISC REVIEW

Pleased To Eat You

NASHVILLE PUSSY

『Pleased To Eat You』

Release Date : 2018-09-21
Label : AAC

あらゆる意味で衝撃的なデビュー作『Let Them Eat Pussy』(1998年)から早20年、アメリカはジョージア州アトランタの男女4人組による、容赦なくダーティで猥雑、誰かが決めた"正しさ"で検閲されることなどない、されようがない純度120パーセントのハード・ロックンロールを極めた、通算7枚目となるニュー・アルバムだ。MOTÖRHEADやAC/DCを燃料とし、サザン・ロック譲りの粘っこいリフ、ブルージーなスライド・ギター、ニューオリンズ風味なハモンド・オルガンの導入も味わい深く、NAZARETHやSteve Earleのカバー曲も堂々収録。うだつの上がらない日々や府抜けた気分を打破したければ、女傑 Ruyter Suys(Gt)による衰え知らずのロック魂が迸るギター・ソロを、限りなく爆音で浴びるべし。 井上 光一