DISC REVIEW
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SONIC SYNDICATEの創設メンバーであったSjunnesson兄弟を中心として誕生したバンドによる、通算で4枚目となるアルバム。前作『Lust And Loathing』(2016年リリースの3rdアルバム)からおよそ1年9ヶ月という短いスパンを経て放たれる本作でも、メロデスとメタルコア、アグレッシヴなシンセ・サウンドをバランス良くモダンなセンスで融合した基本路線は踏襲しており、流麗なギター・ソロもきっちり盛り込まれている。去年脱退した、バンドの創立メンバーのひとりであったRoland Johansson(Vo/Gt)に代わって新たに加入した新メンバー、JonathanThorpenberg(Vo/Gt)の貢献度の高さにも注目していただきたい。あとは来日実現の報を待つばかりである。井上 光一