DISC REVIEW
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スマートフォン用リズム・ゲーム"バンドやろうぜ!"の劇中バンド4組による4週連続リリース第2弾シングル。OSIRISのヴォーカル 高良 京は声優の小林正典が演じ、歌唱も彼が担当している。Track.1のクールな音像と叙情的なメロディが特徴。ストリングス風のシンセもその世界観を際立てている。京が"自分の気持ちを歌でしか伝えられない"というキャラクターというのもあり、小林のヴォーカルも曲が終盤に近づくにつれて徐々に感情的になっていくなど、作中のドラマ性が楽曲のリアルなドラマ性とリンクしていくのは劇中バンドならではだろうか。Track.2はダークで耽美的な側面が強く出た楽曲。ヴォーカルもそのサウンドに合わせてのびのびと突き抜け、表題曲とは違う魅力を開花させている。 沖 さやこ