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DISC REVIEW

Haven't Been Myself

TOO CLOSE TO TOUCH

『Haven't Been Myself』

Release Date : 2016-09-23
Label : Epitaph / Ada

SAOSINやA DAY TO REMEMBER擁するUSのレーベル"Epitaph Records"の隠し球、TOO CLOSE TO TOUCHが2ndアルバムをリリース。2015年のデビュー作ですでにその才能を全力で開花させていたレーベル一押しのアーティストであり、美しくも切ないエモーション漲る楽曲で一気にシーンのど真ん中へと躍り出た彼ら。前作と同じく、ISSUESやI SEE STARS、BLESSTHEFALLなどの作品も手掛けるポスト・ハードコア職人Erik Ronをプロデューサーに迎えた今作は、安定の......いや、信じられないほどの進化を遂げた傑作に仕上がっている。音そのものの厚みが増したこともさることながら、1曲1曲の楽曲に込められた想いがアルバムの隅々から迸り、彼らのもともと持っていた激情が120パーセント溢れ出した1枚に。メロディの洪水に全力で呑み込まれたい方は必聴。 今谷 重治