DISC REVIEW
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バンド名は日本語の"野心"に由来するという、ツイン・ヴォーカル＆ツイン・ギター編成の6人組。スコットランドはグラスゴー発の彼らが本格デビュー。過去に"Download Festival"、"Sonisphere"などUKの有名メタル・フェスに出た実績もある。グロウルとクリーンでそれぞれ専任ヴォーカルがいる形で、重厚なサウンドを武器にしたポスト・ハードコア／メタルコアを掲げている。とはいえ、キャッチーなメロディ、耳を捉えるフック満載の展開で惹きつける。シンフォニックな冒頭曲で幕を開け、鍵盤によるアレンジもあり、1曲1曲丁寧に練られた楽曲群も大きな聴きどころと言えるだろう。力で押すだけに止まらず、スケール感のある曲調も好感が持てる。日本盤にはボーナス・トラック3曲追加収録。 荒金 良介
