DISC REVIEW
-
ミクスチャー・シーンに新たな風穴を開けるべく2011年に登場したUKの5人組がようやくデビュー作をリリース。黒人ラッパー&白人アグレッシヴ・ラッパーの2MCをフロントに据え、Djentサウンドを軸に展開される楽曲の数々はオリジナリティそのもの。最近はTHE QEMISTSの最新作に参加したことでも話題となっている彼らがUSの名門Rise Recordsと契約を交わして放つ今作には、デスラッシュ・バンド SYLOSISの元ヴォーカルや、ヒップホップ・クルー ASTROID BOYSら多彩なゲストが参加。特にENTER SHIKARIのフロントマンをフィーチャーしたエモさ全開のTrack.4を聴けば一発で脳天をブチ抜かれるだろう。そう、こいつらはマジでブッ飛んでる。 今谷 重治