DISC REVIEW
-
-
ここのところハードコア／メタルコア勢の元気がいい、オーストラリアはシドニー出身のCAULFIELD。2010年結成、2012年にデビュー・アルバム『Vanity』リリースと活動期間は5年程度だが、SILVERSTEIN、PARKWAYDRIVE、TEXAS IN JULY、ATTILAほか多くのアーティストと共演を果すなど活動期間だけでは計れないキャリアを積んできており、そのサウンドやメロディはときにストレートに、ときに複雑に響き、そのうえで、叙情性溢れるヴォーカル・ワークが異様な迫力を放つ。オーストラリアン・ハードコアらしく正統派のハードコア／メタルコアを鳴らし、聴く者のエモーションを激しく揺さぶるヴァイブを備えていると言っても過言ではない。 米沢 彰
