DISC REVIEW
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全世界115ヶ国で同時配信リリースされた彼女たちの第2弾シングル。表題曲は海外を意識したのだろうか、ほぼ全編英詞を貫きながらも、合間に挟まれた日本語がいいフックになっている。前半はリズミカルな展開でラップ風の歌い回しを用いたヴォーカルが新鮮だ。サビでは一気に突き抜け、キャッチーなメロディは大空に響き渡るような開放感を備えている。ギミックなしの直球のロック・ナンバーで、より大きな会場で聴いてみたい楽曲だ。そして、ライヴ会場限定CDにはさらに2曲追加収録されている。「金輪際」は歌謡メロディを押し出した切ないバラード風の曲調で、ある意味表題曲とは対照的な楽曲だが、メロディ・ラインが素晴らしい。「声」はドラムで幕を開けるヘヴィな疾走曲でこちらもライヴで聴きたい。 荒金 良介
