DISC REVIEW
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GARBAGEは90年代を代表するアーティストだが、05年『Bleed Like Me』をリリース後はソロ活動に専念。ドラマーのButch VigはFOO FIGHTERSやGREEN DAYの最新作のプロデュースを手掛けるなど、その活躍ぶりは一際目立っていた。そして7年の歳月を経て新作をリリースするに至ったわけだが、まさに素晴らしいの一言!紅一点ヴォーカルのShirley MansonはLADY GAGAを始めとする様々なアーティストに影響を与えているが、その歌声の魅力は全く衰えておらず、サウンド的にも黄金期を彷彿とさせるエレクトロ・ポップ・サウンドに回帰しており、どの曲もアッパーかつドラマティックで、瑞々しい輝きを放っている。SUMMER SONICへの出演が決定しているが、そのパフォーマンスに期待せずにいられない。 KAORU