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DISC REVIEW

Revenge For The Ruthless

REVOKER

『Revenge For The Ruthless』

Release Date : 2012-01-18
Label : ワーナーミュージック・ジャパン

20才前半でこの風格というのが信じられない!!良い意味で枯れたミッド・テンポのメタルを聴かせてくれるREVOKERのデビュー・アルバム。若さを武器に突っ走ること無く、グルーヴ感を重視した完成度の高い骨太のサウンド・スタイルを既に確立しており、古くからのメタル・ファン、そしてTRIVIUMの前作に端的に現れているようにシーンの原点回帰の中で新たにメタル・サウンドの虜となった若いメタル・ファンどちらにも響く作品となっている。UKの出身ではあるが、PVにもなっているTrack.2「Stay Down」をはじめ、どのトラックもアメリカの大陸的な漢クサさを存分に持ち、ライヴでの異様な盛り上がりが容易に想像出来る雰囲気を備えている。SKINDREDのBenji(Vo)がプロデュースを買って出たというエピソードも納得のREVOKERのクオリティを是非その耳で確かめて欲しい。米沢 彰