DISC REVIEW
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SUMMER SONIC、PUNK SPRINGなどの大型フェスへの出演もこなしてきたUK出身の5人組、KIDS IN GLASS HOUSESの3rdアルバムが完成。Aled Phillips(Vo)の言葉を借りると、今作は“サブジャンルを含まない、れっきとしたロック・アルバム”。空想の世界の男女2人の物語を元にしたコンセプト・アルバムとなっている。エモーショナルで洗練されたサウンドを得意としていたバンドが、クラシック・ロックへの敬意を表し、今作ではライヴ感を生かしたバンド・セッションを展開。デジタルでなくアナログ・シンセを使用した他、木琴やトライアングル、サックスも取り入れ、より温かみのあるダイナミックなサウンドを手に入れた。 MAY-E