DISC REVIEW
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通算５作目となるAIDENのニュー・アルバム『Disguises』が到着。08年にメンバーの離脱もあり、当初５人だったメンバーは現在４人になったが、サウンドのエネルギーは全く損なわれていない。AIDENらしいザクザクのギターはそのままに、ヘヴィかつアグレッシヴなナンバーが立ち並んでいるが、ここにあるのは、まるで昨今のモダン・スクリーモのムーヴメントに抗うような80’sメタル～ハード・ロックだ。Wil Francis（Vo）のヴォーカル・ワークにも漢気が増すなど大分変わった。AIDENらしいダークで妖艶な雰囲気もちゃんとブレンドされてはいるが、前作『Knives』（09年）でかつてのファンを引き戻したかに思えた彼らは、再びバンドの新境地をここに開拓したというわけだ。ほんと、チャレンジャーな４人ですねぇ。 MAY-E
