DISC REVIEW
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EVERY TIME I DIE、FAMILY FORCE5、STAINDら数多くのヘヴィ・ロック・バンドのオープニング・アクトを経験してきた新人バンドが、満を持してデビュー・アルバムをリリース。一見Tooth&Nailらしからぬ、ずしっと重たく鋭いラウド・ロックなのだが、分厚いコーラスで固められた耳馴染みのよいメロディと迸るようなエモーショナル感、そして激情系のスクリーミング・パートも持ち合わせているので、ヘヴィ・ロックのファンのみならずスクリーモのファンにもアプローチ出来そうだ。プロデューサーにはAaron Sprinkle (UNDEROATH、THE ALMOSTetc)を起用。00年代ヘヴィ・ロック黄金期のダイナミズムを感じさせるバンドの登場に胸躍る。 MAY-E