DISC REVIEW
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SLIPKNOTの頭脳である、Shawn Crahan(percussion)が新たに興した「Sopra Evil Records」の記念すべき第一弾アーティストとして期待の大型新人DIRTFEDDデビュー。またShawnは発掘しただけに飽き足らず、自らプロデュースまで買って出る気合いの入りようなのだから、悪いはずがない。すでに5月からはKORN、THE USED、ALL THAT REMAINS等とともにSLIPKNOTの全米ツアーのサポートに決定している。彼らをジャンル分けしようとすればSLIPKNOTやMUDVAYNE、SYSTEM OF A DOWNなどと同じ枠内に入るのだろうが、いわゆる何風というような例えが難しい、オリジナリティ溢れるサウンドだ。ハイトーンでアジテートするヴォーカルに時おり男臭い分厚いコーラスが絡み、アルバムの要所要所でキーボードが不穏な雰囲気を演出する。また最近の若いバンドに有りがちな間延びしたギターソロがないのも潔い。2009年度ブライテスト・ホープ・バンド候補の登場だ。 ムラオカ
