DISC REVIEW
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"火"、"水"、"空気"、"地球"の四大要素から成るコンセプトアルバムが、遂に完結する。"火"と"水"がテーマだった前作と同様に、"空気"と"地球"を2枚のディスクに分けて収録。ディスク1は、アンビエントで、ヒーリング・ミュージックのように溶け込むような優しさもある"空気"をテーマとした6曲。ディスク2は、プロダクション的な部分を減らしてアコースティック色を強めた"地球"がテーマの6曲だ。4つの章はスタイルが全く異なるが、バンド自らが努めたエンジニアとしての腕とセンス、そしてダスティンのヴォーカリストとしての幅広さに毎度感服させられた。USツアーは、Pelicanと一緒にまわるそうだ。納得。 MAY-E