Report : KAORU
荘厳なSEと共にメンバーが登場。第一印象、ガラが悪い!(笑)
ライブがスタート!楽しみだ!
一曲目は最新作から「Clenching the Fists of Dissent」。ロブ・フリンの雄叫びが会場を包む。
赤い照明でガラの悪さに拍車がかかる。重厚で迫力のある演奏。そして、メンバー個々の強い存在感によって、一気に男!な雰囲気に。フロアも大変な熱狂ぶりだ。
続きましては「Imperium」だ!重低音のグルーヴが気持ちよくスタンド後方の自分にまで届いてくる。そしてメンバー個々の気合十分な表情と強い存在感。とても頼もしい。
演奏はとても安定しているし、やっぱりうまい。安心して聞いていられる。
曲の世界観を十分に表現しながら、リラックスしてライブを楽しんでいるようだ。これぞプロフェッショナルというものだろう。素敵!
MCではロブ・フリンがフロアに向かって「Cheers!(乾杯!)」と言って何かを飲んでいる。
お酒かな?アルコール依存の治療はどうなったのでしょうか?(笑)
でも楽しそうだし、ご機嫌だ。
「Aesthetics Of Hate」ではドラムのタメのリズムが非常に気持ちよく響いた。
そしてまるで嵐の打たれているかのような音の雨があまりにも気持ちよく、完全にMACHINE HEADの世界の迷路にはまり込んでしまった。このパワーはなんだろう?何故同じ人間がここまで大きく見えるのだろう。これは正にカリスマにしか与えることの出来ないパワーだろう。
「Old」ではフロアのモッシュサークルがとても大きな渦になっていた。まるで台風の目!拳も上がりまくりだ!みんなの興奮はここで爆発した!
リフが激しく炸裂し、ステージから"風"をびしびしと感じる。この人達、本気だ。
フロアから「MACHINE HEAD!」コールが起こり、メンバーはみんな笑顔。
またもや「Cheers!」と飲み物を呷り、MCでは「パンテラのダイムバックダレルに捧げる」というようなことを語っていた。
そして「Halo」だ。ロブの絶叫、雄叫び、咆哮と圧力のある演奏が一気にホール内を制圧する。きっとMACINE HEADを知らない人たちも、このパワーにはびっくりしたのではないだろうか。
照明のストロボもいい感じにこの稲妻のような演奏を引き立てている。
「Take My Scars」に続き、「Davidian」でライブは終了。最高だった。
私はこのライブによって、パワーをもらった。明日からも頑張ろうという気持ちになれた。
MACHINE HEADには、わかりやすいアンセムや迎合は必要がない、いろんな意味でインディー精神にあふれるバンドだと思う。残念ながら単独公演は決まっていないが、またゆっくりとMACHINE HEADワールドに浸りたいものだ。
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