いよいよPUNKSPRING09の大トリ、SUM41の登場だ。ちなみに去年の大トリはRANCIDで、最後の最後まで会場にはたくさんの人が残っており、フロアの年齢層もかなり幅広かった。しかし今年は、NOFXが終了した直後に帰ってしまう人たちがかなり多くいた。やはり90年代のメロコア世代や、初期パンクに傾倒している人たちからすると、SUM41がトリということには若干物足りなさを感じたのかもしれない。しかし、帰ってしまった人たちも、もしこのライヴを見ていたら、彼らがトリであることに異議は唱えなかっただろう。「The Hell Song」から始まり、「We’re All To Blame」、RAMONESの「電撃バップ」のサビから流れるように「Into Deep」、「Over My Head(Better Off Dead)」、「Fat Lip」、「Makes No Different」、「Underclass Hero」、「Still Waiting」など、キラーチューンを連発し、とにかくガンガン盛り上げてくれた。ライヴ終了後には、心地よい爽快感。やっぱり、お祭りの最後はこうでないと!2000年以降のパンクの代表格であるSUM41は、多数出演していたベテラン勢に引けを取らない、勢いのある、パワフルでエキサイティングなパフォーマンスで、大トリとしての役割を十二分に果たしてくれたのだった。 KAORU
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