ジャンルも様々な幅広いアーティストが出演したことが特徴でもあった今年のSUMMERSONIC。そんな中でも２日目のマウンテン・ステージには、"激ロック的"なバンドが多かったんじゃないかと。激ロッカー達がピットで大暴れしたTHE DEVIL WEARS PRADAに続いて、ステージ上がったのは、UKのゴシック・ロック・バンドMY PASSION！
前の方に集まったファンは若い女の子が多く、ライヴが始まるなり黄色い歓声が湧く。一曲目の「Crazy & Me」から、派手なステージングで盛り上げるLaurence(Vo)。ヘヴィなギターとエレクトロの要素が融合した、ダークでダンサブルな独特の世界観が会場を包む。Laurenceは遠くからでも良く見える真っ白なマイクとシールドを振り回し、ギターとベースも広いステージを殆ど休みなく飛び回り、フェスの大きな会場にこそピッタリな華のあるパフォーマンスで魅せる。時折、ダイヴを促したり、"アイシテル、TOKYO！！"と日本語で叫んだり・・・時間いっぱいエネルギッシュな演奏で盛り上げ、MY PASSION中毒者を生み出していった。