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INTERVIEW

maleficium

2026.03.16UPDATE

2026年03月号掲載

maleficium

Member:夜縋 ラルム CHIHO FUKUDA アルカード・アリス セシル

Interviewer:サイトウ マサヒロ

maleficiumの世界に触れたらもう今までの日常には戻れない っていう感覚を突き付けたい


-2月27日には新曲「Noir〜ノワール〜」がリリースされました。BPM210のグループ史上最も凶暴な曲となっています。

CHIHO:一番カッコいい曲なんじゃないかと思いますね。夜中にデモが送られてきたんですけど、家族が寝てるのに聴きながら"ヤベぇ!"って叫んじゃいました(笑)。

ラルム:息切れするぐらい速くて限界ギリギリなんですけど、それが良さに繋がってくるというか。限界を超えた狂気みたいなものがこの曲にとっての正解だから、そういう気持ちでぶつかって育てていこうと思ってます。

セシル:記念すべき私が入ってから初の新曲がこの曲で良かったなって思います。めっちゃムズくて速いけど、録ったときの達成感も大きかったです。ここからフロアがもっと爆発していく感じを楽しみたいです。

-レコーディングのときに意識していたことはありますか?

CHIHO:......パワー。

ラルム:POWER(※いい発音で)。音がすごいから、負けないように歌わないと。

CHIHO:曲に置いていかれそうになるから、必死で。

-でも先程ラルムさんがお話しされていた通り、その必死さが閉じ込められて結果的にはいい音源になったんじゃないですか?

CHIHO:"これで本当に大丈夫ですか?"って感じだったんですけど、"その感じがいいよ"って言っていただけました。ただ、レコーディングとライヴは全然違うので。ちょうど昨日("maleficium主催公演 Vanitas Mundi (ヴァニタス・ムンディ)〜世界の虚無〜Vol.2"/取材は2月28日)お披露目したんですけど、勢いに任せてブレちゃいけないなって思いました。

アリス:毎回、新曲が送られてきたら最初にお客さんの立場になって聴くんですよ。どうやってノるかとか。だから、曲が思ったより速い分、どうやって付いて来させるかをめっちゃ考えました。実は昨日のライヴでは("maleficium主催公演 Vanitas Mundi (ヴァニタス・ムンディ)〜世界の虚無〜Vol.2"/取材は2月28日)ドラムの音を配信されているものからさらにアップデートしたんですけど、それに気付いてくれる方もいて、お客さんもレベルが上がってきたように感じます。

CHIHO:(アリスは)レコーディング、本当に頑張ったんですよ。こういう歌い方もできるんだなって、私は娘の成長が嬉しかったです(笑)。

アリス:めっちゃ不安だったんです。終わってから"私、ちゃんと声出てましたか?"って聞いちゃうくらい、レコーディング中の記憶がなくて。

ラルム:ブースの外まで声が聞こえてきて、進化したなって思ったよ。

CHIHO:ライヴでは動きが激しいタイプだから、その中でもあれぐらい歌えるようになったらいいなって思いつつ見守ってます。

-まさに、ライヴがmaleficiumの醍醐味ですからね。ステージ上で心掛けていることはありますか?

CHIHO:常に"maleficiumの世界へようこそ"と思いながらやってます。ロックでゴシックなmaleficiumの世界に引き摺り込みたい。ロックって、下品な方向に転がったりすることもあると思うんですけど、maleficiumは一貫して上品でありたい。

ラルム:それはそう。

CHIHO:たまに泥臭くても、きれいで激しく。パフォーマンスでも歌でも、前から後ろまで全部をmaleficiumの世界で包み込もうと思いながらステージに立っています。

-maleficiumはアイドル・グループとしては珍しくダンスをほぼ排したパフォーマンスを展開していますよね。となると、決まったフォーメーションに従って動くわけじゃないからこそ、一人一人の佇まいが大事になってくる。そういったなかで、ライヴで皆さんの放つオーラは説得力があります。

ラルム:ダンスがない分、フロアを見渡す時間があるんですよね。だから、目が合った全員を虜にするレベルのパフォーマンスをしたくて。これまでの経験を活かした、バレエとゴスの融合を意識しています。あとは大魔王様でもあるので、カクカクしたりクネクネしたりっていう怖い動きとか、首を傾けたりとか、笑ってたのに急に真顔になったりとか。

-なるほど。

ラルム:みんな、"自分が歌っていないときも美しく歩くこと"から言われなくても、ちゃんとやれるようになってきてて。そういうのは強みだなって思います。

-ちなみに、そんな皆さんがステージに立つ前に必ず行うルーティンってあったりしますか?

アリス:ぴょんぴょんジャンプしてる。

CHIHO:ひたすらデカい声を出してます。

セシル:私は緊張しいだし、ポジション的に最初にステージに出ることが多いので、ふーって深呼吸してます。

CHIHO:ずっとその日のセトリを確認してシミュレーションしたりしてるよね。それはすごい大事だと思う。自分を落ち着かせるためのルーティンをちゃんと分かってるっていう。

-しっかりしてらっしゃいますね。

CHIHO:(セシルは)パフォーマンスに関する不安要素を全部潰したいみたいで。一番新しいメンバーだけどしっかりしがみ付いて、心配しなくても大丈夫って言えるくらい頑張ってくれてます。

-さて、4月6日には渋谷 チェルシーホテルにて単独公演"Noir~赤と黒が交差する背徳の晩餐~"が開催されます。どんな意気込みで臨むライヴなのでしょうか。

CHIHO:今が最強って言えるこの4人での初ワンマンなので、堂々と"見ろ!"っていう気持ちで臨もうと思っています。

-というと、何かの集大成というよりはむしろこれからの第一歩という感覚に近い?

CHIHO:そうですね。今の私たちはあくまで通過点というか。常に最強を更新し続けたいので。

ラルム:......言っちゃっていいですかね?

プロデューサー:間に合うなら。

ラルム:その日から新衣装になります。今の衣装も2年半くらい着ていたから気に入っていて、我が子みたいな存在なんですけど、次はより「Noir〜ノワール〜」の世界観に合致する衣装になっていて。それを纏って新しい一面を感じさせつつ、私たちの強さを見せつけられる一夜にしたいです。

CHIHO:maleficiumの世界に触れたら、もう今までの日常には戻れないっていう感覚を突き付けたいです。

-では、改めて一人一人当日の意気込みを。

アリス:普段からライヴでお客さんを踏み台にするパフォーマンスをやってるんですけど、今回も信者(ファン)に私たちが輝くためのステージを作ってもらいたいです。新曲も、レコーディングのときと同じ迫力が出せるように歌います。

CHIHO:さっきもお話ししたように、歌で心臓を鷲掴みにしたい。単独公演は、そこにいる全員が私たちの音楽を聴きに来ているっていう強さがあるので。それがプレッシャーにもなるけど、しっかり最強のmaleficiumを見せたいです。

ラルム:私は完璧主義なんですよ。歌もパフォーマンスも全然まだまだだと思ってるから、最強になるために欠点を1つずつ減らして、最強に近付いていきたい。その過程をワンマンで示したいと思ってます。

セシル:加入して約半年間、ずっと3人を後ろから追い掛けている感覚があったんですけど、最近はお客さんに褒めていただけることも増えてきて。単独公演では初めてmaleficiumを観る方のことも自分の力で掴みにいきたいし、もう知ってくれている皆さんには成長をアピールできるライヴにしたいです。

-最後に、激ロック読者に伝えたいことがあれば。

CHIHO:アイドルだからどうこうっていう先入観は一旦なくして、ライヴで音を浴びに来てほしいです。音楽好きの方にこそ、私たちの世界観を深いところで感じ取ってもらえると思います。

ラルム:ただ激しいだけじゃなくて音の立体感も違うから、音楽好きの方には響くと思う。ぜひ音源を聴いて、ライヴに足を運んで、maleficiumのことを知っていただけたら嬉しいです。

RELEASE INFORMATION

maleficium
DIGITAL RELEASE
『Noir〜ノワール〜』

NOW ON SALE!!
[AxiosRecords]

LIVE INFORMATION
"Noir~赤と黒が交差する背徳の晩餐~"

4月6日(月)東京 渋谷 チェルシーホテル
OPEN 19:00 / START 20:00
[チケット]
前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500(D代別)
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