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INTERVIEW

MARIO2BLOCK

2025.09.12UPDATE

2025年09月号掲載

MARIO2BLOCK

Member:シンテツヤ(Gt/Vo) KEISUKE(Ba/Cho) ヅラ(Dr/Cho)

地元岐阜を拠点に全国で活動するメロディック・パンク・バンド"マリツー"(MARIO2BLOCK)が、ANDREW(BBQ CHICKENS/FUCK YOU HEROES/FULLSCRATCH)率いるTIGHT RECORDSから1stシングル『The Savior』を発表! 今自分たちがバンド人生を進めようとしているときの思いの丈を表現したという本作について、メールで話を訊いた。

-激ロック初登場ということで、自己紹介をお願いいたします。

テツヤ:岐阜を拠点に全国で活動しているメロディック・パンク・バンド、MARIO2BLOCKです!

ヅラ:ドラムのヅラです!

KEISUKE:ベース&コーラスのKEISUKEです。よろしくお願いします!

-MARIO2BLOCKの音楽性について教えてください。どういったバンドでしょうか?

テツヤ:まっすぐで、ひねりがなく、深く突き刺さるようなド直球のメロディック・パンクです!

-メンバーそれぞれのルーツとなるアーティストやよく聴いていた音楽等を教えてください。

テツヤ:GREEN DAY、BLINK-182。日本ではELLEGARDEN、Hi-STANDARD、GOING STEADYですね。

ヅラ:高校1年生のときに出会ったKen Yokoyama、dustbox、locofrankといったジャパニーズ・メロコアです。FACTやMEANINGみたいな激しめのライヴにもよく行ってました。

KEISUKE:僕は中2で出会ったHi-STANDARDですね。ハイスタ(Hi-STANDARD)と出会って人生変わったっす。「Stay Gold」をYouTubeで観まくってました! dustbox、HAWAIIAN6、GOOD4NOTHING、Northern19も大好きです!」

-そういった音楽に目覚めたきっかけはなんだったのでしょうか?

テツヤ:小学生のときに観てたアニメの"NARUTO -ナルト-"のオープニングの、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「遥か彼方」という曲がカッコ良くて、初めて自分のお小遣いでCDを買ってから、さらにいろいろ音楽を掘り下げていって、メロディック・パンクに出会って魅力に取り憑かれた感じです!

ヅラ:兄がバンドをやっていたんですが、兄の友達がPIZZA OF DEATH(RECORDS)のパーカーを着ていたのがきっかけで、そこでいろんな話を聞いてそこから掘り下げていろんなバンドに出会いました。

KEISUKE:ちょっと僕はしょうもない理由なんですけど......。

ヅラ:そんなことないっしょ(笑)。

KEISUKE:(笑)もともと漫画が好きで、中学2年生のときなんですけど、漫画"モテキ"の主人公がHi-STANDARDを聴いているシーンがあって(笑)。

一同:何それめっちゃいいじゃん!

KEISUKE:全然バンドとか音楽を知らないしベースとギターの違いも分からなくて......その漫画のiPodの画面に「Stay Gold」って出てたんです。気になってYouTubeで検索したら、なんだこれは! ってなって一気にハマりました(笑)。

-メンバーご自身で考える、MARIO2BLOCKの魅力やアピールポイントを教えてください。

テツヤ:まっすぐさ、素直さ、諦めの悪いとこ、熱量、根性、泥臭さ、メロディの良さです!

ヅラ:(テツヤさんは)不器用だけどシーンに欠かせない唯一無二の存在だと思いますけどね。やっぱりライヴが最大のアピールポイント。どんなステージでも120パーセントでやってます!

KEISUKE:120パーセントでしかライヴできません(笑)。

-1stシングル『The Savior』の完成おめでとうございます。TIGHT RECORDS所属後初のリリースとなりますが、反響等を踏まえて、改めて今の心境はいかがですか?

KEISUKE:先輩や仲間から祝福の連絡が今までで一番来ました(笑)。自分たちでもTIGHT RECORDSに入るのはすごいし特別なことですけど、自分たち以上に周りの人たちのほうがびっくりしたり喜んだりしてくれてて、未だに祝福の言葉を掛けてくれて照れてます! ほんと嬉しいです(猛照)!!

-今作『The Savior』のコンセプトやテーマがあれば教えてください。

テツヤ:テーマは"BAND"です。最初は"THE BAND"というタイトルにしようと思ったくらい。自分の人生とバンドに向き合ったとき、今自分たちがバンド人生を進めようとしているときの心境や考え方、思いの丈等を表現しました!

-"中日本最速"との呼び声も高まり、Ken Yokoyamaのツアー("Ken Yokoyama「Jurassic Sounds Tour」")やフェス出演等を通じて注目度が増すなかでのリリースとなります。制作にあたり作曲面で意識した点や、苦労したポイントはありますか?

ヅラ:特に曲のスピードは特に意識してませんが(猛爆)、"中日本最速"って誰が言い出したんでしょうね(笑)。

KEISUKE:ベビスモ(Baby smoker)あたりじゃない(笑)?

ヅラ:"東海最速"とか"田舎最速"とか言ってたのが、いつの間にか"中日本最速"になって(笑)、Naomichi(Baby smoker/Ba/Cho)さんに"高速道路みたいでいいじゃん"とか言われて(笑)。

テツヤ:実は今回レコーディング準備に一番時間をかけました。自分たちが持ってないような曲が欲しくて。そこを意識して、やったことのないような要素を入れつつ、なおかつMARIO2BLOCKらしさもあり、曲を聴いたときに、"あーやっぱマリツーだな"って思ってもらえるような曲を目指しました。

KEISUKE:苦労したポイントではないんですが、今回もプリプロを録ったんですけど、それをANDREWさん(TIGHT RECORDS主宰)と一緒に聴いて、こうしたほうがいいんじゃない? とかたくさんアドバイスを頂けて、しっかり打ち合わせしてから本レコーディングに臨めたので、納得いく仕上がりになりました!

-収録曲それぞれ違ったアプローチになっていてどれも魅力的ですが、その中でも思い入れのある楽曲や気に入っている楽曲はありますか? 理由も含め教えてください。

テツヤ:言ってしまえば僕は毎回渾身だと思っているので(笑)、どれが一番とかはないんですが、あえて長めのギター・ソロを入れたり、みんなで歌えるような曲にしたり。3曲共ライヴをイメージして作ってます。

KEISUKE:僕は「G.F.C」です。サビのメロディがめちゃキャッチーなのでライヴで大合唱したいです! レコーディングでも来てくれた友達みんなで歌いました!

ヅラ:僕は2曲目の「Your joy is not my joy」ですね。TIGHT(RECORDS)のリーダーでありエンジニアでありドラマーでもあるANDREWさんと、キックのパターンやフレーズを相談しながら作り込んで、よりクールで納得のいくキラーチューンになりました!」

-今作からは1曲目「The Savior」のMVが公開されていますが、見どころはどういったところでしょうか? 撮影時のエピソードもあれば教えてください。

テツヤ:今回はあえて演奏シーンだけにして、映像と曲がすっと入ってくるシンプルな仕上がりにしました。毎回入れている和訳にも注目してほしいです! よりメッセージ性のあるMVができたんじゃないかと思ってます。

ヅラ:かっこいいパターンを撮るために合計40カットも撮りました(笑)。

KEISUKE:曲がかっこいいので、あえて無骨で荒っぽい仕上がりに満足してます!

-今作のリリース同日より、千葉LOOK公演を皮切りに、全12ヶ所を回る[MARIO2BLOCK "The Savior Tour 2025"]が開催されます。同ツアーへの意気込みをお願いいたします。

テツヤ:一本一本内容の濃い一日を作りたいです! とにかくレーベル所属後初のツアーなので、今までで一番ヤバいツアーにしたいですね!

ヅラ:僕は千葉LOOKでバイトをしていたので、初日がLOOKなのは嬉しいですね。名物のデカポスターをファイナルの岐阜(柳ヶ瀬)アンツまで届けたいです!

KEISUKE:ツアーの対バンはメンバー3人で自信を持って声を掛けました! どの場所も最高だし僕等が一番楽しいんじゃないかと思います!

テツヤ:全箇所対バンが最高! 損はさせません!

-先日、初の野外フェスとなった"八食サマーフリーライブ"に出演されましたが、いかがでしたか? 率直な感想を教えてください。

テツヤ:出ることができてとても嬉しかったし、めちゃめちゃ楽しかった! また来年も出られるようにもっとかっこ良くなろうと思いました。

ヅラ:地元の人の思いや、あの場所にしかない特別な空気を感じて一生忘れられない日になりました。来年も絶対に出たいです!

KEISUKE:青空の下で演奏できてテンション上がりすぎて普段MCしないのに喋っちゃいました!!

一同:(猛爆)

-今後の展望や目標とする場所はありますか?

テツヤ:フル・アルバムを出して、過去最大規模のツアーを回りたいです!

ヅラ:まだ一度もホームの岐阜アンツをソールド・アウトさせたことがないので、今回のツアー・ファイナルで必ず実現させたいです。

KEISUKE:僕は、この3人で仲良くずっと音楽を作り続けたいです。

ヅラ:おっと照れますね(笑)。これからもよろしく(猛爆)! ギスギスした関係のバンドだったらこんなこと言えないね。

-最後に激ロック読者にメッセージをお願いします。

テツヤ:僕たちは楽曲にももちろん自信はありますが、一番はライヴです。ライヴハウスに足を運んでほしい。全国の皆さん、待っててください!

RELEASE INFORMATION

MARIO2BLOCK
1st SINGLE
『The Savior』

[TIGHT RECORDS]
2025.9.12 ON SALE!!
TIGHT-032/¥1,100(税込)

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