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INTERVIEW

RED-i

2024.08.28UPDATE

2024年09月号掲載

RED-i

Member:CONAMI RIN AYARU MIYU KALOA SIU

赤い情熱のエモーショナル・ロック・アイドル RED-iが、セルフタイトルの1st EPを発表した。4月にはSpotify O-EASTでのワンマン・ライヴ"RED-i 3rd ONEMAN LIVE -RED IMPACT-"を大成功に収める等、キレのあるダンスとメンバー全員の高い歌唱力が評価される彼女たち。作詞に初挑戦した楽曲も収録した本作について、メール・インタビューで訊いた。

-激ロック初登場ということで、グループ結成の経緯を教えてください。

RIN:今後どうするかの岐路に突然立たされて悩んでたときに新グループのオーディションを見つけて受けました。私は当時大阪に住んでたのでオーディション・レッスンのために週3日、東京に夜行バスで通う生活を1ヶ月程したのちに無事晴れて、赤い情熱のエモーショナル・ロック・アイドル"RED-i"としてデビューすることができました!

MIYU:楽曲が好きでオーディションに参加しました!

KALOA:もともとメンバーのRINが高校の先輩で、私が音楽活動をしたくて、オーディションを探していたタイミングでRED-iの第2章メンバーのオーディションがあるんだけど受けてみないか? と声を掛けてもらい、オーディションに参加しました。そして今RED-i メンバーになりました!

CONAMI:143∽さんの楽曲を受け継ぎ新しくできたグループ。もともと同じ事務所のグループ、PUNKY RAD PINKに所属していて、卒業が決まったときに楽曲を受け継ぐグループを作るからまたそこでやらないかとプロデューサーから直接声を掛けてもらい、オーデションを受け入りました。

SIU:オーディションにて。

-お1人ずつの自己紹介もお願いします。

RIN:リーダーのRINです!! メンバー・カラーは青! 幼い頃からダンスを習ってたのでダンスを褒められることが多くて嬉しいです。大阪出身なのですが、なぜかメンバーに"関西弁がわざとらしい"と言われます。そんなことないのに......(涙)、なんでやねん!

MIYU:白色担当、栃木出身 MIYUです! 血液型は分からないので推して話して中身を知っていってください♡

AYARU:愛知出身のAYARUです。緑色担当してます。

KALOA:大阪出身のKALOAです。よろしくお願いします!

CONAMI:オレンジ担当のCONAMIです。大阪府出身でソフト関西弁。専門学校でライヴ制作の裏方スタッフ等学んでたので、RED-iで演出や企画を考えたこともあります。

SIU:黄色担当 SIUです。ショート・カット担当で高身長最年少してます。

-それぞれのルーツとなるアーティスト、よく聴いていた音楽等を教えてください。

RIN:中学1年の夏頃からAAAさんに憧れを抱くようになりました。歌だけではなく、ダンスやフォーメーション等、目で観ても面白いのが好きでいつも胸が高鳴ってました。幅広くいろんな音楽を聴くというタイプではなかったので私の青春の曲はだいたいAAAさんです!

MIYU:小さい頃からテレビの目の前に立って、そこに映ってる人の真似をするのが好きでした。幅広く好きだったのですが、特に好きだったのは鈴木愛理さんと少女時代さんです!

AYARU:アイドルが昔から好きなのでももいろクローバーZさんを学生のときからよく聴いてました。最近もTikTokとかでバズっているアイドルさんの楽曲を聴いたりしています。

KALOA:ロック、洋楽、K-POP、J-POP、幅広く聴きます! よく聴くのはONE OK ROCKさんです。

CONAMI:ルーツとなるアーティストさんは、モーニング娘。さんやアンジュルムさん等、ハロー!プロジェクトさんが大好きで憧れです。

SIU:ももいろクローバーZさんが好きで小さいときからアイドルが好きでした。

-1st EP『RED-i』のリリースおめでとうございます。1曲目からフル・スロットルで駆け抜けるアップテンポな楽曲が続き、今作を通してライヴの光景が目に浮かぶようなEPに仕上がっていますが、今作のコンセプトやテーマがあれば教えてください。

RIN:ありがとうございます! 私たちにとって念願のCD化。ワンマン・ライヴのDVDリリースはありましたが、音楽そのものを物理的に手にできるのはRED-iとして初めてなのでとても嬉しいです! 今年3ヶ月連続でデジタル・リリースした曲にライヴで盛り上がる定番曲、そして今年4月にSpotify O-EASTワンマン("RED-i 3rd ONEMAN LIVE -RED IMPACT-")にてサプライズ披露した最新曲「I WANT...」が収録されています。日々ライヴのセットリストで重要な部分で組み込むことが多い曲ばかりなので、まさにアルバム・タイトル通り現在の"RED-i"を表しているなと思う一枚です!!

MIYU:タイトルがグループ名と同じ"RED-i"ということで、今の私たちの看板となるような曲かなと思います。

KALOA:RED-iにとって初めてのEP。2024年4月24日に Spotify O-EAST で行われた"(RED-i)3rd ONEMAN LIVE -RED IMPACT-"に向けて3ヶ月連続リリースがあったり、その中でもワンマンのタイトルにもなっている「RED IMPACT」。初めてメンバーが作詞をした「I WANT...」等が収録されていたり、今の私たちが形になって詰まっている一枚だと思います。

CONAMI:ゴリゴリのロック曲からエモくて感情的な曲まで、"これがRED-i"と堂々と言えるぐらいのRED-iらしいEPに仕上がってます!

SIU:初のEPなので、RED-iとは何かというのを表したアルバムにできればなと思いました。

-今作の制作にあたって苦労したポイントやエピソードはありますか?

RIN:最新曲「I WANT...」で初めてメンバー6人で作詞に挑戦しました!! ......なのですが、作詞することが決まったのは初披露するSpotify O-EASTワンマンの1週間前。私たちに与えられた時間は2日間もなくて......。まずメンバー内で方向性を決めて、次に担当を分け、翌日の深夜0時からグループ通話で組み立て言葉を探して探してやっと形になったのが朝方5時頃でした。表現したいことや伝えたい想いはあるのにそれが音に合うよう言葉を探すのに頭を抱えて、さらに眠さとの戦いもあり......(笑)。とにかく間に合わせなきゃいけないという必死の思いでしたね。ただ基本的に私たち6人のRED-iに対する思いは共通してるからこそ、そのまままっすぐな気持ちを乗せた今だから書ける歌詞にできたかなと思います。六人六様のワード・チョイスがあって純粋に個性があって面白くて、宝物みたいな曲です!!!

MIYU:収録曲の「SHA DA DA」、「RED IMPACT」、「RUDEBOY BLUES」は3ヶ月連続新曲リリースだったのでレコーディングや振り入れが立て続けにあるなか、普段のライヴ活動もあったので頭がパンクしそうでした(笑)。

AYARU:「I WANT...」の作詞を朝方までメンバーと通話しながら考えたのがいい思い出です(苦笑)。

KALOA:「I WANT...」です。この曲はメンバーが初めて自分たちで作詞をした曲で、今でも曲が流れるたびにメンバーで朝まで通話しながらパート分けしたり言葉を選択したり、それを経てワンマン・ライヴでサプライズでお披露目したときのシーンが頭に浮かびます。作詞をするにあたって感情を文字にしたり、言葉を変換し歌詞にしたり、初めてのことでたくさん頭を悩ませました。でも今でも披露した日のファンの人たちの顔は覚えてるし、こうした新しい挑戦もこれからできたらいいなぁと思います。

CONAMI:EPの中に「I WANT...」というエモ曲がありますが、メンバーで初めて作詞をさせていただいた曲です! この曲は前回(Spotify)O-EASTで行ったワンマン・ライヴで発表だったのですが、できあがったのがワンマン当日の5日前とかぐらいで......(汗)。ギリギリまで夜中メンバーと電話し合って朝4時ぐらいまで考えて作った曲なので大変でしたね......その分めちゃめちゃいい曲ができました(笑)。

SIU:ジャケ写の砂山に登るのが結構怖かったです。足もとが砂利なので安定しなく、結構高いところでもあったので怖かったです。

-収録曲の中で思い入れのある楽曲や気に入っている曲はありますか? 理由も含め教えてください。

RIN:このメンバーで活動してきて1年が経った頃にいただいた「WAR CRY」です。この曲ができてさらに一段階ステップアップした気持ちになりました。どんな壁が立ちはだかっても私たちなら逆境さえも楽しんで乗り越えられる、そんなふうに強く思えるし、拳を一緒に掲げて声を上げるパートもあるのでライヴでのフロアとの一体感も大好きです。

MIYU:「I WANT...」という曲はメンバーで初めて作詞をした曲でもあるので思い入れがとても強いです! 4月のワンマン・ライヴでお披露目予定で計画していたのですが、いろいろあり......(笑)、本番1週間前にメンバーで作詞をしました! 朝方4時過ぎくらいまでみんなでグループ通話してできあがったので、そういった面でも思い入れがあります(笑)。

AYARU:「WAR CRY」が私の中で一番音源でもライヴでもアガる歌詞とメロディなので気に入っています!

KALOA:全部違った色があるので選べないですが、やっぱり「RED IMPACT」ですかね。イントロの空気が変わる感じが大好きですし、初めてこの曲を聴いたときは"うぉぉおーー"って心が騒ぎました!! 曲が進むにつれてフロアの熱が上がってくのも伝わって最後の"燃やしてー"は本当に燃えそうです。

CONAMI:先程も話しましたがメンバーで作詞した「I WANT...」は苦労した分思い入れも深いです。私たちにとっても挑戦でした。

SIU:「I WANT...」です。初めて自分たちで歌詞を手掛けたものでもあるからです。これからもっともっと大きくなっていくための曲だなって思います。

-今作からは1曲目の「RED IMPACT」のMVが公開されていますが、見どころはどういったところでしょうか? 撮影時のエピソードもあれば教えてください。

RIN:撮影地の雰囲気がとてもいいし、作品としても面白いのですが、何より私はメンバーのヴィジュアルを推したいです!!! うちの子たち素敵すぎませんか!? あんなに迫力満点の風景に負けない画力と表現力......同じメンバーとして鼻が高いです。SIUと私のラップ・パートを工場内の狭い通路で撮影してたのですが、動きすぎると危ないから2人で絡む部分は決めてたのに本番になるとSIUがこっちを向いてくれなかったり、リップ・シーンなのに口を動かしてなかったり......私のノリノリで撮影してた時間を返してほしい! これはSIUちゃんへの苦情です(笑)。

MIYU:全部見どころなので難しいですね......(笑)。普段のライヴではバチバチに激しいダンスを観てもらうことが多いのでMVでは表情や繊細な動きがより見えて、そういったところが見どころかなと思います! 個人的には......高所恐怖症なので個人カットの撮影場所がすごく怖かったです(笑)。なるべく遠くを見て下を見ないように頑張ってました(笑)。

AYARU:立っけぇ砂山のシーンですね!!!!!! 結構高くて正直足震えてました!!!! でも眺め最高でしたね!!!!!!! 久しぶりのMV撮影で気温が暑いなかソロ・カットを撮るのが大変だったのと、いいシーン撮れたかな? と確認するまでドキドキでした^_ _^

KALOA:見どころ......全部です!!!! 砂山にメンバーが立ってるシーンはカッコ良く映していただいていますが、前後では高いところが苦手なメンバーもいるので"キャー!!"と言いながら登ったり下ったりを経てのあのカッコいいシーンになります(笑)!

CONAMI:個人的な見どころは2サビの私が歌ってるパートが表情も含めてめちゃめちゃいいテイクが撮れたので見どころです(笑)。言ったらキリがなくなるぐらいいっぱいありすぎます! エピソードは私高所恐怖症なのですが、砂山というか小石がたくさん積まれてるでっかい山があって、そこで命綱なしで全員で上り下りをしなきゃいけなくて、これがもう涙出るぐらい私からしたら怖くて頑張って身体張ったところです(泣)。

SIU:見どころはやっぱりスケールのでかいドローンでの撮影ですかね。エピソードで言うとリップ・シーンを撮っているときになぜか口もと動かさずに曲を聴いてしまっていて、NGテイクを出してしまいました。