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INTERVIEW

Edu Falaschi

2023.10.23UPDATE

2023年11月号掲載

Edu Falaschi

Interviewer:井上 光一 Translator:安江 幸子

タイトル曲の「Eldorado」はインスピレーションに満ちている。この曲を書けるくらい強いインスピレーションを得られたことに感謝しているんだ!


-レコーディング・プロセスについても教えてください。ツアーの合間に行われていたのか、もしくは集中的に行われたのでしょうか。

『Vera Cruz』のツアーを終えてすぐ、2022年の暮れに『Eldorado』のレコーディングに入ったんだ。

-映画のサウンドトラックさながらの壮大なオープニング・トラック「Quetzalcóatl」などで聴けるオーケストレーションは、前作と同じくPablo Gregが手掛けたキーボードによるものですか。

そう、彼はバーチャルな楽器のエキスパートなんだ! コンピューターとキーボードで、本物みたいなフル・オーケストラを作ってしまう! ヤバすぎるよね!

-『Eldorado』は『Vera Cruz』と同様、アグレッシヴなパワー・メタルからプログレッシヴ・メタル、美しいバラードまで様々なタイプの曲が収められていて、10分を超える表題曲の「Eldorado」が顕著ですが、個人的には前作以上にプログレッシヴな作風へと傾いた印象を受けました。あなた自身は、『Vera Cruz』と『Eldorado』を比べて音楽性の変化を感じていらっしゃいますか。

また嬉しい言葉をありがとう! さっきの話になるけど、『Eldorado』は『Vera Cruz』よりちょっとオーガニックというか、自然な音になっていると思う! 『Vera Cruz』は大好きだけど、例えばタイトル曲の「Eldorado」はインスピレーションに満ちている。この曲を書けるくらい強いインスピレーションを得られたことに感謝しているんだ! 本当にスペシャルな曲だよ!

-バンドのメンバーは前作と同じですよね。特にパワー・メタル系の楽曲では彼らのテクニカルな演奏もいっそう強烈なものとなっていますし、あなたが統率を取りながらも、メンバーそれぞれの個性を今まで以上に引き出すようなアンサンブルや楽曲のアレンジを意識されたのではないですか。

嬉しい感想だね! 楽器の音がクリアに聴こえるって言ってくれる人が多いんだ。特にベースは、普通はそれだって気づかない人が多いけど、『Eldorado』では楽器の音が全部本当にクリアにわかるよね! まるで3D映画みたいな感じ。こういう音になるには、プロデューサーのDennis Wardのミキシングがとても重要だったんだと思うよ! 彼はファンタスティックだ! 彼の才能は最高だよ!

-先行で公開されていたTrack.5「Tenochtitlán」のMVは、あなたたちの演奏シーンと迫力のある映画の一場面のような物語が交互に進行するエキサイティングな出来栄えですね。MVを制作する際にも、あなた自身が映像監督へアイディアなどを提案しているのでしょうか。

ありがとう! 俺もとても気に入っているんだ! 俺はいつも監督たちに自分のアイディアを見せるんだ! 幸いみんな気に入ってくれたよ(笑)! この曲のMVはディズニーと(George)Lucasの映画みたいなタッチがあるんだ!「Tenochtitlán」の3Dイメージは、本物のディズニーのデザイナーと作ったからね!

-Track.4「Empty Shell」やTrack.9「Suddenly」、そしてTrack.11「In Sorrow」といったように壮大なバラードも実に美しい出来栄えですね。このようなバラードを歌うときと、激しいメタルを歌うときでヴォーカリストとしてそれぞれ意識されていることはありますか。あなたほどのヴォーカリストであれば、自然に曲の世界観に沿った表現が出てくるものなのでしょうか。

俺はバラードが大好きなんだ! 自分にとってはとても自然に歌えるものだからね! たくさんの人に気に入ってもらえてハッピーだよ! 書くときも歌うときも全身全霊を注いでいるよ! 自由な心でメロディを表現しているんだ!

-前作ではElba RamalhoやMax Cavalera(Vo/Gt/ex-SEPULTURA/SOULFLY/CAVALERA CONSPIRACY etc.)のゲスト参加がありましたが、本作ではグアテマラのシンガー・ソングライター、Sara CurruchichがTrack.7「Q'equ'm」で参加しています。彼女をゲストに迎えた経緯を教えてください。

彼女とはネットで出会ったんだ! 素晴らしい出会いだったよ! 彼女は本当にマヤ民族の血を引いていて、古代マヤ語で歌ってくれたんだ! とても貴重なことだよ!!!

-ボーナス・トラックには「Suddenly」のスペイン語版の「Ven A Mi」が収録されています。このバージョンはどのような経緯でレコーディングされたのでしょうか。

アルバムのコンセプトがラテン、スペイン、メキシコ、マヤ、アステカ文化の影響をたくさん受けているから、これを作るのも自然なことだったよ! ラテン圏の人たちに、母国語で何か捧げたいと思ったんだ!

-気の早い話ではありますが、『Vera Cruz』と『Eldorado』に続く3部作の最終章の構想は、あなたの中でイメージ程度でも浮かんでいるのでしょうか。

そう、(『Vera Cruz』の原作本の著者)Fábio Caldeiraと一生懸命取り組んでいるよ! すでに心の中では構想がすべてあるんだ!

-最後に、改めて日本のファンにメッセージをお願いします。

まず、この23年間のすべてのサポートにありがとう。そして直近のツアーをあんなにスペシャルなものにしてくれてありがとう! またすぐにでも行けることを願っているよ! みんな、愛してるよ!