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INTERVIEW

PARAMENA

2023.09.14UPDATE

PARAMENA

Member:yu-to(Vo) 皇(8stGt/Vo) zima(8stGt) Saya(8stGt) フータ(6stBa) Shunya(Dr)

2023年3月に始動した、計30弦男女混合6人組エクストリーム・メタル・バンド PARAMENA。前身バンド、活動休止を経てさらに凶悪なチューニングを基軸とし、高速チャグや速弾きを生かした、"Djent極道"と称する楽曲を武器にする彼らにメール・インタビューを実施。8月にデジタル・リリースされた新曲2曲や、バンドとしての今後の展望や目標を訊いた。

-激ロック初登場ということでグループ結成の経緯を教えてください。

yu-to:はじめまして。計30弦男女混合エクストリーム・メタル・バンドのPARAMENAと申します。グループ結成の経緯は、もともと前身バンド(BURN WOUND)のメタルコア・バンドを2020年に結成し、そのときのオリジナル・メンバーが僕です。その時代にコンポーザーの皇とフータは加入しました。その後、活動休止に入り、楽曲の方向性も変わったことから、1年ほどかけて狙って今の体制に変えて現メンバーとなり、PARAMENAとして2023年3月に結成&始動しました。

-おひとりずつの自己紹介もお願いします。

yu-to:ヴォーカルのyu-toです。一応バンドではリーダーをやっています。大阪出身です。犬が好きです。

皇:8弦ギタリストの皇です。北海道出身で1年前までは北海道に住みながら東京や大阪でバンド活動をしておりました。現在PARAMENAを含むメイン・バンド4つを掛け持ちでやっております。このバンドの作曲者で得意なフレーズは0刻みです。0しか刻めません、フレット触るの難しすぎて諦めました。

zima:8弦ギターのzimaです。柿の種の辛いやつが好きです。

Saya:8弦ギタリストのSayaです。大阪出身で、ソロ・ギタリストをメインにバンドのサポートをしつつ大阪で活動していました。1年ほど前に東京へ活動拠点を移し、今は30弦メタル・バンドの仲間に入れてもらいました! ギター・メーカーのESP様とエンドースの契約をさせていただいており、デモンストレーションなどのイベントやギター・レッスン、ギターRECなどのお仕事をしています。

フータ:ベースのフータです。はやびきが好きです。

Shunya:PARAMENAのドラマーのShunyaと申します。PARAMENAに加入する2年ほど前から、都内でメタルコア系のバンドのサポート・ドラマーとして活動してました。今はほかにAltar of Dementiaというビートダウン・デスコア・バンドのドラマーとしても並行して活動してます。

-PARAMENAの音楽性について教えてください。

皇:ひと言で言うならDjent極道です。日本一低いチューニングで弦楽器計30弦のバンドなんてうちしかありません。PARAMENAはそれを売りに全員のレベルに合わせた作曲をした結果Djent極道たる音ができあがりました。海外のThallや Dj0ntというジャンルを参考にしていますのでアンダーグラウンドの最深部を目指した音楽をしています。

-特に影響を受けたアーティストを教えてください。

yu-to:NOCTURNAL BLOODLUST、Crystal Lake、ATTILA、SUICIDE SILENCEです。

皇:海外だとREFLECTIONS、HUMANITY'S LAST BREATH、SENTINELS。国内だとELYSIUM、Delusionist、FILL THE VOID。

zima:Janne Da ArcなどのテクニカルなV系から始まり、ERRAやVEIL OF MAYAなどのプログレッシヴ・メタルコアを通り過ぎてREFLECTIONS です。

Saya:ORIANTHIと Jason Richardson。

フータ:DREAM THEATERとUVERworldです。

Shunya:ERRA、MISS MAY I。

-前身となるBURN WOUNDから一番変化したと思うことはなんですか?

yu-to:見た目で言うと弦の数、音で言うと重さですね。前身バンド結成したときはこんな激重チューニングで高速刻み多用でテクニカルなフレーズを使うバンドをやっているとは想像つきませんでした。

-BURN WOUNDから改名を経て、いよいよ活動が本格化し始めていくかと思います。今の心境はいかがですか?

フータ:ご質問の通り活動が本格化していくので、よりいっそう頑張ります。

yu-to:気合入れて自分たちがやりたい且つ、聴いてくれる人に気に入ってもらえる、好きなことを突き詰めます!

-現在、配信シングルの2曲(2023年8月の1stデジタル・シングル「Oxcuras」、2ndデジタル・シングル「OBLIVISION」)がリリースされていますが、コンセプトやテーマを教えてください。楽曲それぞれでも、共通する世界観や音楽性のことでも構いません。

皇:ひと言で言うならDjent極道です。もうこれくらいのレベルの曲じゃないとメンバーは満足できないし、自分自身もBURN WOUNDのころよりさらに進化させるという意味合いであえてこのリリースからさらにチューニングを下げました。両曲ドロップLow G#です、5弦ベースの音域をギターで弾いてます。このチューニングで音として成り立たせるのには本当に苦労しました。頭ぶっ壊れるかと思いました。「Oxcuras」は竿隊が身体動かぬと言うか動けぬほどのテクニックで圧倒、「OBLIVISION」は動きまくって聴き手のノリやすさ暴れやすさを意識しました。ヴォーカルの悪魔のような風貌と声によってさらに曲の凶悪性というものは伝えられてるんじゃないでしょうか。自分は「OBLIVISION」のPV編集とミックス、マスタリングを担当したので特別思い入れが深いのはこちらですが、2曲とも別のベクトルで尖り切ったものになっております。

-この2曲には両方にミュージック・ビデオもあります。撮影で苦労したポイントや見どころを教えてください。

Saya:「Oxcuras」はカメラマンさんに頼んで撮影と編集をしていただきました。タイトなスケジュールのなかで、スモークを焚いたり照明を調整したり......どんな仕上がりになるかドキドキしながらみんなで取り組みました。チャグの刻みシーンを特に観てほしいですね。「OBLIVISION」はコンポーザーの皇君が編集、撮影は皇君がほかで組んでいるバンド、SIERRAのドラマー kazさんに撮っていただきました。自分たちでわちゃわちゃしながら撮影してめちゃくちゃ楽しかったです。自分たちで仕上げた撮影&編集なので、すべてが苦労した部分であり見どころです。あと刻み前のギターふたりが回るところ!

Shunya:個人的に苦労した、というかやらかしてしまった話ですが、スネアのスタンドと椅子を当日忘れてしまい、終わったと思いましたね......(苦笑)。たまたまスタジオにあった椅子とテーブルで代用できましたが、映っちゃったら恥ずかしいなと気が気じゃなかったです(笑)。ミュージック・ビデオの見どころは、曲はもちろん映像のカッコ良さですね! 「Oxcuras」はHAILROSEやINKLXSHAなどのミュージック・ビデオを監督されてるKEITO TAGUCHIさんに撮影、編集していただきました。狂った刻みを強調するような映像に編集していただきとてもカッコ良く仕上がりました! 「OBLIVISION」は作曲、レコーディング、撮影、編集など、ほぼすべて皇君がやってくれました。自主制作とは思えないほどのクオリティでビビりましたね(笑)。この曲に関しては外注せずメンバー以外の手が加わっていないので、自分たちのやりたいことが詰まった作品に仕上がったと思います!

-現体制で改めてライヴをしてみたい場所はありますか。具体的な場所や音楽シーンでも構いません。

zima:スペインの"Resurrection Fest"はめちゃくちゃ夢です。あとフータ君と同じ山梨出身なので、山梨県立県民文化ホールです。故郷に錦を。

Shunya:まだ関東圏でしかライヴをしてないので、関東圏以外でもライヴをしてみたいなと思ってます。

-ライヴやツアー、リリースなど予定されている活動はありますか?

yu-to:ライヴについては都内でほかのアーティストさんとの主催ライヴを12月16日と1月28日に控えています。デモ段階の採用された楽曲が何曲もあるので、定期的にリリースもしていく予定ですが、こちらはリリース日など未定です。ツアーはやっていきたいですが、始動したばかりなので、声が増えれば日本国内外問わず各地にぜひ行きたいですね。

-今後の展望や目標とする場所はありますか?

yu-to:海外レーベルの目に止まるバンドになりたいですね。今は自主制作中心なので、まずはより音楽に各々集中できる環境にしていきたいです。最終的には自分たちが影響を受けたアーティストと共演できたら最高です。

フータ:世界。

Saya:とにかく知名度や再生回数を伸ばしたいです。海外受けはもちろん、国内でもすげぇ! ってなるようなバンドになりたいです。海外のレーベルからリリースすることやメタル系のフェスに出る。国内ツアーはもちろん、ゆくゆくは海外でのツアーもしていきたいです。

-最後に激ロック読者にメッセージをお願いします。

yu-to:激ロック、昔から読んでいたので個人的に感慨深いです。計30弦男女混合エクストリーム・メタル・バンドという言葉が気になったら音源はもちろん、各SNSチェックしてライヴにぜひ遊びに来てください。"Djent極道お見それしました"とさせます。

皇:売れる気のない音楽を本気で売れさす。本気で届ける。これは現代に対する宣戦布告であり俺たちなりの挑戦です。このバンドが今この記事を読んでるあなたの耳まで届きますように。いや絶対届かせる。

zima:ライヴがマジでズドドドンとかましてるバンドだと思うので、ぜひとも観に来てください!

Saya:激ロック読者のみなさま、PARAMENAと出会ってくれてありがとございます。絶対絶対でっかくなるので今から最古参ぶっててください!!! 推しはココです!!

フータ:話題性のあるコンテンツを発信していくのでチェックよろしくお願いします!!!

Shunya:まだまだ止まらず精力的に活動していく予定ですので、どうぞ今後の動向もチェックよろしくお願いします!

RELEASE INFORMATION

PARAMENA
1st DIGITAL SINGLE
「Oxcuras」
husky_jk.jpg
[PRMN Records]
NOW ON SALE!!
配信はこちら

2nd DIGITAL SINGLE
「OBLIVISION」
husky_jk.jpg
[PRMN Records]
NOW ON SALE!!
配信はこちら

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