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INTERVIEW

FAKE ISLAND

2020.03.03UPDATE

2020年03月号掲載

FAKE ISLAND

メンバー:YuuriBjoux(Vo) Erica(Growl) Matsumoto(Gt) Igarashi(Ba)

インタビュアー:荒金 良介

グロウル&クリーンのツイン女性ヴォーカル擁するFAKE ISLANDが、ついに1stフル・アルバム『Cell Division』をリリース! セルフ・タイトルを冠した1stミニ・アルバム発表以降、配信シングル『Throw Down』、ヨーロッパ・ツアー、メンバー交代、脱退など、紆余曲折の道のりを経て、今作はサウンド・プロデューサーに田浦 楽(Crystal Lake/A Ghost of Flare/SOUL JAPAN etc)を迎えて制作。全体的にヘヴィネスな音像に磨きをかけながら、女性ヴォーカル陣の表現力は磨き抜かれ、一曲一曲の個性も際立ってきた作品について、メンバー4人に話を訊いた。

-まずは前1stミニ・アルバム『FAKE ISLAND』(2017年リリース)以降の流れから聞かせてもらえればと思うんですが、バンド的にはいろいろありましたよね。

YuuriBjoux:紆余曲折ありましたからね。

Erica:前作のあとはひたすらライヴを中心に活動してたんですけど、1年前にベースの脱退があって、去年は海外ツアーもやりましたからね。その間もずっと今作のレコーディングはやってたんですよ。

-順を追って聞きたいんですが、ベーシストの脱退があり、それからIgarashiさんが加入した経緯から教えてもらえますか?

Igarashi:まっちゃん(Matsumoto)とは付き合いが長いんですよね。

Matsumoto:前のベースが抜けたときに何人かサポート・ベースをしてくれたんですけど、その中のひとりなんですよ。

Erica:明るいキャラだし空気も読むので、こういう人間がいたらいいんじゃないかって。でも、最初は加入することを渋ってました。

-それはなぜですか?

Igarashi:なんか怖いじゃないですか。

一同:ははははは(笑)。

Matsumoto:去年7月にリリースした配信シングル(『Throw Down』)のタイミングで、やっと加入してもらうことになりました。

Igarashi:初遠征がヨーロッパ・ツアーでしたからね(笑)。

-Igarashiさんから見てFAKE ISLANDの音楽性はどういうふうに映ってます?

Igarashi:僕は畑が違って、メタルはそんなに聴いてなかったんですよ。でも、FAKE ISLANDは聴きやすいイメージがありましたね。

YuuriBjoux:(Igarashiは)ライヴのパフォーマンスがすごく熱いんですよ!

Erica:もう少し頭を振ってと要望したら、すぐに対応してくれますからね。今はヴォーカリストを食うぐらいのパフォーマンスをしてくれます。

-そうなんですね。Igarashiさん加入後3曲入り配信シングル『Throw Down』をリリースしてますよね。

Matsumoto:1stミニ・アルバムを出した頃にできていた曲もあり、改めてベースは弾き直してもらいました。ヨーロッパ・ツアー前に何か新しい音源があったほうがいいと思ってリリースしたんです。

Erica:それを経て今作は前作よりヘヴィになったと思います。我々が持っているキャッチーさも残しつつ、今流行りのメタルコアの要素も入れようと。

Matsumoto:単純に聴く音楽の量が増えましたからね。以前はそこまでメタルを聴いてなかったけど、ツアーでいろんなバンドを観て、自分たちはどんな方向性に進めばいいのかなと考えたので、よりモダンな作品に仕上がったと思います。

-どのへんの音楽を聴いていたんですか?

Matsumoto:田浦(楽/Crystal Lake/A Ghost of Flare/SOUL JAPAN etc)君とよく話すんですけど、GIDEONとか彼らが一緒に回って、かっこいいと思ったバンドを教えてもらったんですよ。あと、こないだ来日したKNOCKED LOOSEだったり、THE AMITY AFFLICTIONやBLESSTHEFALLだったりも聴きました。

YuuriBjoux:自分のベースにはBjörkとかポップス系があるけど、メロディはこう来るだろうなというところを半音下げてみたり、歌い方の譜割も変えたりとかすると、最初は"?"と思っても、何回か聴くうちにハマっていくみたいな。そういうヴォーカルのアプローチを心掛けました。前作よりも、ヴォーカルふたりの絡み方も考えましたね。

Erica:私は、前作は加入したばかりだったから、ほとんど曲作りには関われなかったんですよ。今回は歌詞にも初挑戦したし、シャウトや歌詞の言葉の詰め方には自分らしさが出てると思います。音楽的にはEMPEROR、THE BLACK DAHLIA MURDERが大好きだし、今作はSLIPKNOTっぽい言葉の使い方を入れたパートもあります。なので、前作よりも愛着はありますね。技術面もアップしたんじゃないかと。

Igarashi:まっちゃんのフレーズはトリッキーな部分もあるので、こういうアプローチもあるんだって思うんです。それを楽しみながら、泣きながら......。

Matsumoto:"できねぇ!"って(笑)。

Igarashi:前作の頃は、僕はいなかったので、今作からになるんですけど、客観的に聴いても、FAKE ISLANDの軸はブレてないんじゃないかって。今作は、よりバンドらしさが出た作品になったと思います。他のメタルコアとは差別化できているし、いい意味で日本っぽさも感じますからね。

YuuriBjoux:バラバラなメンバーが集まっているけど、コアな部分がありつつ、広がりのある音になってると思います。