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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

PORFIDIO

2018.11.05UPDATE

2018年11月号掲載

PORFIDIO

メンバー:shouta(Vo) もゑ(Gt) ちゃんげん(Gt) タロ(Ba) Ryosuke(Dr)

インタビュアー:宮久保 仁貴

"泣けるラウド"をテーマに活動中、福岡出身の5人組エモーショナル・ラウドロック・バンド PORFIDIOが、キャリア初となる全国流通作品『ORIGIN EP』をリリースする! 等身大且つ素直で親しみ溢れる日本語詞、疾走感、叙情感と、どこか懐かしさすら覚えてしまう至極のメロディを併せ持つ彼ら。近年は福岡や九州のみならず、日本全国に遠征、熱量溢れるライヴを行っている期待のニューカマーだ。今回、激ロック初登場のため、バンドの成り立ちから本作『ORIGIN EP』にまつわる諸々、"泣けるラウド"というテーマを掲げるに至ったエピソードなどをひもとくべく、メンバー全員に話を訊いた。

-激ロック初登場となりますので、まずはバンドの歴史を教えて下さい。

shouta:もともと、PORFIDIOの前身となるバンドがありまして。今は当時のメンバーはもういないんですけど、そこに自分がサポート・ヴォーカルとして加入したんですよ。そこに昔からの友人のちゃんげんを誘ったのが、このバンドの始まりですね。

-そこからタロさんも加入されたのかと思いますが、こちらはどのようなきっかけがあったのでしょうか?

shouta:以前からタロはバンド友達として仲が良かったんですよ。当時の彼のパートは自分と同じくヴォーカルだったんですけど。加入のきっかけは、2015年にPORFIDIOの前任ベースが抜ける話がありまして。急な話だったんで、後任がなかなか見つからなかったんですよね。そこから、"ベースが上手いとかじゃなくて、誰と一緒にやったら楽しい?"と、一度バンド内で話し合ったんですよ。そこで思い浮かんだのが、タロでした。

タロ:当時はベースを触ったことがなく、素人だったんですよ(笑)。

shouta:そこを、"お前と......やりたいから......!"って説得したんだよね(笑)。

タロ:そんなこんなで、最終的にベースのローンを組んで、PORFIDIOに加入しました(笑)。

-(笑)Ryosukeさんともゑさんはどのようなきっかけで加入されたんですか?

shouta:Ryosukeはタロともともと友達だったんですよ。ドラムのメンバー募集をTwitterでタロが投稿したら、Ryosukeがちょうど見てくれていたそうで。そこから加入が決まりまして。もゑに関しては、タロがどうしても女の子をバンドに入れかったそうで、これもメンバー募集をかけていたんです。

-最初、もゑさんはPORFIDIOに対してどういうイメージを抱かれていましたか?

もゑ:福岡っていろんなジャンルのバンドがいるんですけど、中でもPORFIDIOは曲もライヴもカッコいいのに"なんで売れてないの!?"って思ってたんですよ。そうしたら、募集がかかって。自分がここに入って、バンドが売れていけたらいいなと思い、応募しました。

タロ:100点満点の回答だね(笑)。

-続いては、バンド名の由来を教えて下さい。たしかお酒の品名に同一のものがありますよね?

ちゃんげん:そうなんです。前いたメンバーがお酒大好きで、"バンド名は「Jack Daniel」か「PORFIDIO」にしよう!"って言ったそうなんですよ。ただ、Jack Danielはメジャーすぎるから、ちょっといろいろマズいということになり、PORFIDIOを選んだそうです。僕入る前はPORFIDIOの存在すら知らなかったんですけど......。いざ加入して聞いたら、そういう葛藤があったらしいです(笑)。

-なるほど。それでは、初の全国流通作となる『ORIGIN EP』リリースおめでとうございます! このタイミングでのリリースのきっかけを教えてください。

タロ:もともと1年前からCDをこのタイミングで出すことを決めていたんですけど、全国流通するかは迷っていたんですよね。ただ、運がいいことに諸々の出会いがあり、今回の全国流通が決まりました。あと、メンバーの意思疎通もはかれていた点が一番大きいですね。

-事前に聴かせていただいたのですが、前作に続き、往年のエモ・スクリーモ・バンドの匂いも感じつつ、近年のモダンなラウドロック・テイストを感じました。このあたりをひもとくべく、みなさんの音楽的ルーツをお聞きできればと思います。

shouta:高校の先輩の影響で聴き始めた邦ロックが原点なんですよ。ASIAN KUNG-FU GENERATIONやRADWIMPSとか。そこから今のメンバーと出会って、もっとヘヴィなジャンルを聴くようになりましたね。ただ、原点の邦ロックは日本語を大事にしているじゃないですか。この部分が今の自分を形作っているんだなぁと日々感じています。そういった意味では、最近日本語詞でも歌っているSurvive Said The Prophetの存在はすごいと感じています。

タロ:もともと叙情感がある曲が好きで、地元の先輩や友達のバンドを聴き、音楽にハマりました。福岡だと彼女 IN THE DISPLAY、神はサイコロを振らないがまさにそうですね。あと最近はMOROHAやSUPER BEAVERを聴いています。

ちゃんげん:ギターを始めるきっかけがELLEGARDENで、そのあと凛として時雨を聴き始めました。それからSYSTEM OF A DOWNに出会い、そこからはずっと洋楽漬けでしたね。最近だと、日本のTHE FOREVER YOUNGやハルカミライのような、オーディエンスの感情を揺さぶるアツいライヴをするバンドが好きですね。

Ryosuke:僕は高校のときからドラムを始めたんですけど、最初全然ドラムをする気がなかったんですよ。もともとスポーツをする予定だったんですけど、友達にどうしても一緒に入ってほしいと言われたので軽音部に入りまして。ただ、弦楽器は弾ける気がしなかったので、そこでドラムを選んだんですよね。最初は全然やる気がなくて、言われたバンドのコピーをひたすら続けてたんです。あるとき、the GazettEを聴いて、"こんな低い音鳴らすバンドがあるんや......!"と衝撃を受け、そこから低いチューニングのハードコアなどにハマっていきました。そこからはドラムが楽しいと思い始め、洋楽のBRING ME THE HORIZONあたりも聴き始めました。そして、大学生に入ってからは、視野が広がり阿部真央やAimerあたりの歌モノも聴くようになりました。ドラム・フレーズを考える際、歌を意識することが多いんですが、最近shoutaがSurvive Said The Prophetを聴いていたので、僕も聴いています。

もゑ:実はバンド活動するまで、日本のバンドやラウドロックを知らなかったんですよ。もともと80~90年代のHR/HM......それこそMEGADETH、ANTHRAX、METALLICAとかを聴いていて。

-"STAY METAL!"って感じですね! お若いのに意外ですね。

もゑ:そうなんですよ、親の影響でこのあたりのバンドを結構聴いていて。バンド活動を始めてからSurvive Said The Prophetやcoldrain、最近だとSUPER BEAVERやSIX LOUNGEなどを聴くようになりました。

-ありがとうございます。それでは、まずはみなさん視点での本作の聴きどころを教えて下さい。

タロ:今回は全部で4曲入りなんですけど、全曲が違う色を持っているんですよ。例えば、"この曲は疾走する感じだよね!"とか、はたまた"これは叙情感あるね!"とか。言ってしまえば、全曲がキラーチューンだと思っています。それぞれの色を楽しんでもらえたら嬉しいですね。今回ベース・パートは大変だったので、とにかく楽しく弾くことを意識しました。リスナーのみなさんには"これ、大変だったんだろうな......"と思いながら、噛み締めて聴いてほしいですね(笑)。

shouta:ヴォーカルとしては、今まで歌詞を書いていくなかで大事にしていたことがひとつあって。音源として聴いてくれる人に対して、歌詞で初っ端から世界観や情景をストレートに伝えようとしていたんですよ。ただ、今回は少しアプローチを変えて、曲を聴いていくなかで、いろいろ情景が見えてくるようにしたんですよね。そのあたりも注目してもらえれば幸いです。

-ちなみに普段作詞される際、どこからインスピレーションを得ることが多いですか?

shouta:主には映画や、普段人と話している会話の中で降ってくることが多いですね。いろんな人の生活やストーリー、現状の自分が置かれている状況とかが組み合わさって、初めて言葉が出てくるんですよ。そして、常に今の自分に合う言葉や、もっとこうなるべき目標とか今の自分たちで伝えたいことを等身大で書くようにしていますね。