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INTERVIEW

ONE MORNING LEFT

2016.04.14UPDATE

2016年04月号掲載

ONE MORNING LEFT

Member:Leevi "Vichy" Luoto(Gt/Vo)

Interviewer:藤崎 実

-インダストリアル・メタルやデジタル・ロックが流行ったころに、どちらか片方の素養しか持たないバンドが双方をミックスしたサウンドを作ろうとチャレンジし、経験・知識不足から惨憺たる結果になってしまうパターンがとても多かったです。ONE MORNING LEFTはメタルコアやデス・メタル、ブラック・メタルといったサウンドをしっかりと打ち出し、シンセを駆使したエレクトロ・サウンドもかなりのレベルの高さを誇っています。センスだけでは難しいことだと思いますが、実は地道な努力も......?

本当にありがとう! 俺たちは自然にそういったことができているけど、俺たちが目指しているサウンドがそれでもあるんだ! 音楽には無限の要素が存在しているから、ひとつのジャンルにこだわるということはしない。自分のことを制限しないという思いはみんなもあるよね? 俺たちはメタルとメタルコアを愛していていろいろ試しているんだよ。俺個人としてはすべてのジャンルの音楽を愛しているからね。

-日本のフェスなどでもロック・バンドよりEDMを好むリスナーが増えてきていることを実感します。"クラブ・コア"を自称し、ジャンルとしてもロックとEDMの中間に位置しているともとれるONE MORNING LEFTですが、昨今のEDMの台頭をどう捉えていますか?

俺はEDMが大好きだよ、他のメンバーはどうかわからないけど。

-型にハマらないスタイルがONE MORNING LEFTの魅力だと認識しています。母国フィンランドや日本を含めた世界の音楽シーンに何を望み、変えていきたいと思いますか?

ありがとう! 俺たちは制限されている帯域に踏み込み、冒険しながらいろいろなことをやっていきたいね!

-現在、エレクトロコアの要素を持つバンドがシーンを徐々に席巻してきています。日本でもFear, and Loathing in Las VegasやCrossfaithを筆頭に多くの後続バンドが生まれています。変わりどころではBABYMETALなども大きな人気を集めていますが、上記3バンドはご存じでしょうか? またご存知でしたら、どういった印象を持っているか教えてください。

もちろん知ってるよ! 彼らは素晴らしいと思う。日本のアーティストの中ではDIR EN GREYが大好きだけど、もっともっと素晴らしいのは植松伸夫(※"ファイナルファンタジー"シリーズを始めとした数多くのゲーム音楽を手掛ける作曲家)!彼は天才だね。彼の音楽はピュアな魔法だよ。もし植松伸夫さんがこのインタビューを読んでくれてるなら"あなたのすべての音楽に本当に感謝しています"と伝えたいね。"ファイナルファンタジー"も大好きなんだ。ありがとう!

-日本盤ボーナス・トラックとして収録されているTrack.12「Kings And Queens (Skywalk Remix)」について教えていただけますか?

この曲をスペシャルなものにしたくて、フィンランドのEDMアーティストにリミックスをお願いしたんだ。楽曲の出来にはとても満足しているよ。ぜひ聴いてほしいね。

-日本にはどんな印象をもっていますか? 来日公演を期待してもよろしいのでしょうか?

俺たちはみんなとにかく日本に行きたいと思ってるし、もし実現したらできる限りのプレイを全力でやるから、みんなに遊びに来てほしいよ!

-今後のバンド活動やツアーなどのプランはありますか?

これからツアーや新曲作り、パーティーをやっていくよ! あと日本に行きたいね!

-最後に、激ロックの読者に向けたメッセージをお願いします。

Keep your minds open, take risks, don't limit yourselves! 俺たちはキミを、そして日本を愛しているよ! それと俺たちのことを周りにも広めてね! ありがとう!