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INTERVIEW

Raglaia

2015.08.11UPDATE

2015年08月号掲載

Raglaia

Member:RAMI(Vo) K-A-Z(Gt) YOUTH-K!!!(Dr) ERY(Ba)

Interviewer:荒金 良介

-「Aching Memories」のイントロは、MACHINE HEADの『Burn My Eyes』(1994年リリースの1stアルバム)を彷彿させる極悪ヘヴィな音色ですね。

K-A-Z:ははは。そこは1番得意とするところだもんね?

YOUTH-K!!!:初めて聴いたときも、よっしゃ!と思いました(笑)。自分の色を出しまくることができる楽曲だから。

K-A-Z:タムの回しも上から下が飽きてきたから下から上へ行け!と指示して(笑)。この曲は特にタム回しのパートが多くて、歌やギター・ソロの後ろでもやってますからね。

YOUTH-K!!!:あまりやらないけど、やったらうまくハマりました。

-最初の曲のイメージというと?

RAMI:曲を上がってきたときに、"バイオハザード"の"ネメシスプログラム"っていうものに関係するシーンが思い浮かんだんです。ネメシスっていうのはウィルスなんですけど、それに侵されたときの心情を書けたらいいなと。ウィルスに侵されても、最後はそれに打ち勝つ場面が"バイオハザード"にもあるんですけど、それを自分の言葉で表現しようと。ストーリーのある歌詞の方が想像しやすいし。私は基本ハッピーエンドしか書かないので、今後どういうふうに明るい未来にできるかなって。

-なるほど。前作と比べると、曲調は若干ストレートな印象を受けました。

K-A-Z:変拍子は入れてるけど、抜きの美学というか、あまり詰めすぎてないかもしれない。リフはリフで聴かせたり、役割分担は明確になってますね。リフにもワウ的な音を入れてフックをつけたり、シンプルだからこそポイントごとで違う音を入れると、そうすると人に耳にもリフがループしやすくなるから。

-今回ギター・ソロは多くなってませんか?

K-A-Z:そこまで詰め込もうと思ってないんですけどね。僕がギターを構築するときはジャムから始めるんですよ。それで、ピンと来たフレーズから広げていく感じで。それからテーマを設けて、最終的に物語性がつけばいいなと。それで「Promises」は全部タッピングになるという(笑)。一度もピッキングしてないですからね。それは僕史上初めてのことなんで、なかなかないパターンですね。

-でも嫌味に聴こえず、むしろ曲のドラマ性を引き立ててます。

K-A-Z:なかなかいいなと、自分でも気に入ってます。

-「Aching Memories」に話を戻したいのですが、RAMIさんの歌声はハイトーンの限界に挑戦しているような声量で驚きました。

RAMI:ハイトーンは得意分野ではあるけど、母音の中でも"い""う"のハイトーンは苦手なんですよ。どこに力を入れて、どこで抜くのか、それを自分なりに研究しました。

-3曲とも声色はかなり変えてますよね。

RAMI:3曲3様というか。「Aching Memories」はエッジが効いてますし、「Promises」は優しく歌ってるし、Track.3「Strings of Fate」はずっとエモーショナルで......。

K-A-Z:エモだねえ。息の抜き方を含めて素晴らしかった。RAMIさんも声色で遊んで、新しい表現を見つけている最中だと思うから。こちらから言わなくても、まだ隠し持ってるの?みたいなこともこれから出てくるだろうし。1stシングルのレコーディングでトライしたことは後にちゃんと繋がってますね。

-シングルですが、ミニ・アルバム級の濃度と振れ幅ですね。「Promises」に関しては?

RAMI:内容はファンに向けたもので、自分の思いをストレートに書きました。冒頭から"蘇る「光」(こえ)"と歌詞にありますけど、それは私の歌声のことだし、ファンに"戻って来なよ"と言われても、戻って来れるかわからない状況もあったんです。でも頭の片隅には絶対戻ってくるからね、という勝手な約束はしてました。それを果たすために歌い続けるという曲ですね。

-この曲はRAMIさんが好きな中森明菜、あるいは山口百恵みたいな歌謡メロディが色濃く出てるなと。

RAMI:私が歌メロを作ると、そういう傾向になるというか、そこがルーツがですからね(笑)。

K-A-Z:歌メロありきだったから、エグさを出そうとはあまり考えなくて。歌モノとして、うまくまとまったと思います。

YOUTH-K!!!:歌メロは80年代の懐かしい香りがするので、ドラミングに関しても自分の中では80年代のジャパメタ・リスペクトを込めてます。なので、フィルはそういうテイストを入れました。好きで遡って聴いたFLATBACKERとかが浮かぶようなフレーズですね。曲はシンプルでストレートな歌ものだけど、自分のポリシーとしては繰り返しの中でもフレーズを少しずつ全部変えて叩きたくて。だから、フィルも全部違うんですよ。3曲の中で1番苦労したのは「Promises」ですね。今出せる自分のすべてを封じ込めました。