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INTERVIEW

ANOTHER STORY OF THE OTHER SIDE

2015.07.09UPDATE

2015年07月号掲載

ANOTHER STORY OF THE OTHER SIDE

メンバー:Shouta(Vo) Junya(Gt/Key/Cho) Kyosuke(Gt) K-suke(Ba) UG(Dr)

インタビュアー:小林 詩央里

-前作『BUT I SHOULDN'T STOP HERE』が全国デビュー盤でしたが、初の全国リリースを経て、活動や心境に変化、新たな発見などはありましたか?

Shouta:店舗に自分たちの作品があるということに対して率直に感動しました。まわりに"本人って気づかれないかな?" とかソワソワしながら何回も試聴してみたり(笑)。活動としては知名度が上がりサーキット・イベントなどでの注目度が少し高まったような気がします。

-昨年11月に行われたツアー・ファイナル・ワンマンでは200人以上を動員したそうですね。ステージから見るフロアの光景はいかがでしたか?

Shouta:最高のひと言でした。自分たちの活動が報われた瞬間でした。本当に多くの人に支えられているな、と感じとても感動したのを覚えています。

-前作のリリースから、今作の2nd EP『Rapid Eye Movement』をリリースするまでの約10ヶ月間、バンドとしてはどのように活動されてきたのですか? また、今作の制作期間はどのくらいでしたか?

Junya:ライヴ、制作と同時進行で活動しておりましたが、6対4くらいで制作に重きを置いていました。本作品の制作期間は楽曲作成期間を含めると4ヶ月くらいだと思います。

-全4曲、じっくりと聴かせていただきました。心に染み入るフレーズが散りばめられている印象でしたが、制作におけるテーマやコンセプトはありましたか?

Shouta:テーマは"夢と現実"です。ここでいう夢っていうのは寝ているときに見る夢ですね。リード曲のTrack.3「siren」では朝、目覚めたときに内容は覚えてないけど何かあたたかい、懐かしい夢を見ていたことを覚えているっていう体験をしたことはないですか? あの少し不思議な感覚を曲にしてみました。"サイレン"とはズバリ、目覚まし時計のことなんです(笑)!Track.2「Empty words」は時代が変わっても存在し続ける争いや戦争を憂いた歌です。武力だけでなくネットを通じるなど形が変わったとしてもやっぱり終わらない争い、戦争を悪夢に例えました。ちなみにアルバム・タイトルの"Rapid Eye Movement"は一番夢を見やすい睡眠状態であるREM睡眠(Rapid eye movement sleep)からとりました。

-アッパーなサウンドを押し出す印象が強かった前作に比べ、今作からは"聴かせる"意識の強さを感じました。これは現在のバンドのモードなのでしょうか? ご自身で感じる部分やお考えがあれば教えてください。

Kyosuke:僕らの楽曲の中で一番特徴的なのはエモーショナルなメロディ・ラインとピアノの音色だと思っています。今作はその部分を全面に押し出した作品にしました。

-前作では"静"と"動"の二面性を楽曲で表現されていましたが、その観点からは、今作は"静"にフィーチャーした作品になっていると感じました。その点は意識されましたか?

Shouta:振れ幅を広げてシャウトから静かなアルペジオへ、とかって誰にでもわかりやすい静と動の表現だと思うんですが、静と動ってそれだけじゃないと思うんです。フレーズや展開に大きな変化がなくても楽器隊のダイナミクスだったり歌い方の表現だったり......。今作はあえてそういった細かい表現で静と動を表現することに挑戦してみました。

-4曲を通して聴いて、"後悔""憂い""虚無感"などの感情を強く感じました。作品全体が一貫した思いのもとに作られたように感じましたが、実際のところはいかがですか?

Shouta:意識して共通の思いで作ったということはありませんが、そうですね......、改めて聴いてみると歌っているテーマはそれぞれ違いますが根底には共通するそういった感情があるのかも知れません。根暗なんですねきっと(笑)。

-リード曲のTrack.3「siren」は、"ごめんね/子供だったから"というフレーズのあとの泣いているようなシャウトに胸を打たれました。"静"の印象が強い楽曲だからこそ、激情パートのインパクトもより際立ちますね。

Shouta:はい、シャウトなどの一番激しい表現は多用するとインパクトに欠けたものになるので"ここぞ"というパートでのみ使用するように心がけました。