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INTERVIEW

ANOTHER STORY OF THE OTHER SIDE

2014.08.11UPDATE

2014年08月号掲載

ANOTHER STORY OF THE OTHER SIDE

Member:Shouta (Vo) Junya (Key/Gt/Cho) Kyosuke (Gt) K-suke (Ba) UG (Dr)

Interviewer:小林 詩央里

大阪のエモーショナル・ピアノ・ロック・バンドANOTHER STORY OF THE OTHER SIDE、通称ASOOSが、初の全国流通盤となるEP『BUT I SHOULDN'T STOP HERE』をリリースする。STOIC RECORDS第2弾アーティストとして、先輩であるSilhouette from the Skylitに追いつけ追い越せの気概を持つメンバー5人組が放つ今作は、スクリーム・パートやディストーション・ギターがしっかりと存在感を主張しつつも、美しいピアノや驚くほど澄んだヴォーカルの声色が清々しい、"二面性"を前面に押し出した仕上がりとなった。聞けばその音楽性は一貫したコンセプトのもと作られているとのことで、その表現はサウンドのみならず歌詞の内容にまでしっかりと投影されている。彼らが持つ"二面性"とはどのようなものなのか?純度100%のクリーン・パートと荒々しいシャウト・パートを巧みに使い分け、一身で"静と動"を表現するヴォーカル、Shoutaを中心に、メンバー全員がメール・インタビューに答えてくれた。

-激ロック初登場となりますので、自己紹介をお願いします。

一同:はじめまして!大阪のエモーショナル・ピアノ・ロック・バンドANOTHER STORY OF THE OTHER SIDEです!

-バンド結成の経緯と、これまでの活動について簡単に伺ってもよろしいでしょうか?

Shouta:バンド結成は2011年7月にShoutaがSNSを通じてメンバーを集めたことから始まりました。そのあと数回のメンバー・チェンジを繰り返し、ベースで加入したJunyaがギター&キーボードにシフトするなどの変遷を経て、去年の8月にサポート・ギターだったKyosukeが正式加入したことで、現状のメンバー構成に落ち着きました。激動の変遷を経て現在オリジナル・メンバーは僕だけです(笑)。

-"ANOTHER STORY OF THE OTHER SIDE"というバンド名の由来を教えてください。

Shouta:直訳すると"反対側のもう1つの物語"という意味です。物事の見え方って角度によって大きく異なってくると思います。その相反する事象(光と闇、希望と失望、正義と悪など)を赤裸々に表現していきたいという思いでこの名前にしました!そのコンセプトのもと、曲作りをしているので、静と動がハッキリした緩急のある楽曲が多くなっていると思います。

-"エモ・ピアノ・ロック"を謳っていますが、メンバーの皆さんはどんな音楽から影響を受けたのでしょうか?よろしければ好きなアーティストを踏まえて教えてください。

Shouta:僕はTHE USEDやFINCH、SAOSIN、HOOBASTANK、LINKIN PARKなどから大きく影響を受けています。洋楽エモ/スクリーモ・シーンから10年程前に衝撃を受けて以来、ずっと僕の音楽のDNAになってる部分だと思ってます。メンバーはALESANA、the HIATUS, 澤野弘之、宇多田ヒカル、阿部真央、L'Arc-en-Ciel、SLEEPING WITH SIRENS、PIERCE THE VEIL......などで、聴くジャンルの幅は広いですね!

-1st EP『BUT I SHOULDN'T STOP HERE』リリース決定おめでとうございます。現在までに2枚の音源を出していますが、どの作品もジャケットに佇む人の姿が小さく写っていることが気になりました。何かのメッセージ等があるのでしょうか?

Shouta:ありがとうございます!先ほど相反する要素を表現したいと言いましたが、特に人間の内面にある相反する要素を表現したいという気持ちが強いので、そのシンボルとして人の影を入れています。

-EPのタイトル"BUT I SHOULDN'T STOP HERE"の由来についても教えていただけますか?

Shouta:このフレーズ"BUT I SHOULDN'T STOP HERE"はPVにもなっている「BOT」の最後のフレーズなんです。和訳すると"手を伸ばしても、触れることはできない。叫んでも、分かってもらうことはできない。だけどここで止まる訳にはいかない"って歌詞のとこなんですが、どんなことがあっても希望に向かって止まらないでほしい、というメッセージが込めてあり、自分の中ですごく好きなフレーズだったのでタイトルにしました。また、初の全国流通ということもあり、前向きに進んでいきたい、という僕らの意気込みみたいなものも表現しています。

-今作はSTOIC RECORDSからのリリースですが、リリースを直前に控えた今のお気持ちを聞かせてください。

UG:本当にうれしい気持ちでいっぱいです。いよいよスタートラインに立てたな、という感じです。今の自分たちを詰め込んだ渾身のCDができたな、と感じているので、早くみんなに聴いてほしくてうずうずしています!STOIC RECORDSの第2弾アーティストとしてSilhouette from the Skylitに続くような、いや、むしろ抜かすような活躍ができるように頑張りたいです(笑)!