INTERVIEW
DELHEZI
2014.11.10UPDATE
2014年11月号掲載
Member:K (Vo) kenken (Gt) Tatsuya (Ba) Shinya (Dr)
Interviewer:米沢 彰
-メンバーそれぞれのヒーロー的な存在のバンドやアーティストを教えてください。
Shinya:昔はフュージョン系を聴いていたんですけど、今はDREAM THEATERからメタルコア、ハードコアと結構幅広く聴いて叩いてっていう感じですね。
-フュージョンだったらバンドで言うと?
Shinya:CASIOPEA、T-SQUARE、海外だったら、FOURPLAY、あのへんがすごい好きですね。
-ハードコア、メタルコアだと?
Shinya:メタルコアだと、ALL THAT REMAINS。そこからデスコアに入ってSUICIDE SILENCEとかに行きましたね。
Tatsuya:あたしは......。
一同:あたし!?(笑)
-今のあたしは拾っといた方がいいですかね?
K:しっかり拾ってください(笑)。誰だよって(笑)!
Tatsuya:もともとパンクとかを聴いてましたね。SOBUTとかRANCIDとか......。
-見た目はもっとメタルっぽい印象ですね。
Tatsuya:そ、そうですか......?
kenken:髪長いからメタラーっぽいんだよ(笑)。
Tatsuya:ちょっと色々考え直します......(笑)。
K:僕はもうぱっと出てくるのはNINE INCH NAILS。Trent Reznorが関わったのは特に好きで。CELLDWELLERとか、もっとさかのぼるとDEPECHE MODEとかも聴いてたりとか。サウンドとかリフの作りかたとかはMARILYN MANSON、THE MAD CAPSULE MARKETSが強いかな。そこらへんから基盤ができてますね。
-インダス且つヴォーカルがカリスマ的なバンドが多いですね。
K:そうですね。そういうバンドに憧れてますね。そういうところから結構ヒントがあって。バキバキにやっているサウンドもカッコいいんですけど、それって根本としてはたいして難しいことやってないんですよ。耳に残るギター・リフとか歌とかシャウトだとか、すごく大切だと思ってるんで。そういうところも影響ありますね。
-今のロック色ってなにか影響受けているものはありますか?
K:最近だとPERIPHERYがドツボでしたね。あれはすごく複雑なんですけど、なぜか聴けちゃう。
kenken:よく聴くと複雑なんですけど、ぱっと聴いた感じはすごくシンプルだったりするので、すげーなって思いますね。
-kenkenさんはどうですか?
kenken:僕は最初はHi-STANDARDが好きだったんですよ。中学生のころってハイスタとかSNAIL RAMPとかが1番盛り上がってて。最初の入りはそこですね。もともとKと一緒にやってたんですけど、俺はベースをやっててKはギターだったんですよ。そこで黒夢のコピバンをやって(笑)。あとはX JAPANとか世代のものをやってましたよね。それからSLIPKNOTとかもでてきて好きになりましたね。でもルーツとしてはハイスタ。激ロック的なバンドで1番最初に触れたのはSTORY OF THE YEAR。こんな洋楽のカッコいいバンドが居るんだって。あとは、メタルも興味がでてきましたし、PERIPHERYももちろん、Pay money To my PainやGUN DOGのような洋楽に対抗できるような日本のバンドも本格的にバンドをやるうちに知ってきたので、そういうところからギターは影響を受けてますね。
-DELHEZIというバンド名は覚えにくそうで意外と覚えられる名前ですね。どういう経緯や意味を込めてバンド名を決めたのですか?
K:結成当時、今とはメンバーが違ったんですけど、そのメンバーの中でアクアリウム・ブームがあって......。水槽ですね。単純に古代魚の名前なんですけど。"バンド名どうする?"ってなったときに、みんなで持ち寄って、"デルヘッジよくね?"みたいな(笑)。
kenken:結構書いた感じとかもかっこいいんですよね、"DELHEZI"って。字面とか。あと、個人的には略せないのも好きなんです。
K:まあ、きっかけはそうなんですけど、古代魚って昔から形を変えずに生きてるし、結局インダスもだし、今ある音楽って根底にロックがあっていろいろ派生していくわけじゃないですか。時代によって形を変えたりはするけど、基本は変わらないっていうところは結構似てるのかなって。