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INTERVIEW

Day Tripper

2014.11.04UPDATE

Day Tripper

Member:石田 純一(Gt/Vo) 粱 智哲(Ba/Vo) 山領 拓馬(Dr)

Interviewer:荒金 良介

-よく聞かれる質問かもしれませんが、バンド名はTHE BEATLESの曲「Day Tripper」から付けたのですが?

石田 純一(以下石田):そうです。当時リョウとバンド名を何にするかなあ、と話してた時に2人ともTHE BEATLES好きで"好きな曲から取るか"となったのがきっかけですね。

粱 智哲(以下リョウ):"Day Tripper"と"Love Me Do"とで悩みましたね。

山領 拓馬(以下たくま):"Day Tripper"にしてくれて良かったです。(笑)

-バンドは大阪で2006年に結成されたそうですね。当時やりたかった音楽というのは?

石田:Day tripperは2006年結成なんですけど、当時はそれはもう酷いメロコア・バンドでした(笑)。もともとメロコアとか速いのが好きでそういうのがしたかったです。

リョウ:当時は夜な夜などうやったらNOFXみたいになれるか、純君(石田)と話合いましたねえ(笑)。

-メンバーそれぞれ影響を受けた音楽を教えてもらえますか?

石田:僕はもちろんハードコア、メタル、ロックといろいろ好きなんですけど、最大級に影響を受けたのはHi-STANDARDです。

りょう:僕はやっぱりTHE BEATLESですね。いつも車で何聴こうかなあって迷ってるときは、とりあえずTHE BEATLESを聴きます!

たくま:ファンデーション・レゲエですね。ゆるーいやつです。あのゆったりした音楽に引き込まれました。そこから派生して、ヒップホップ影響を受けたり、どらも"音楽"というのを好きにさせてくれたジャンルです!

-2011年に1stアルバム『LIFES』を発表していますが、結成から音源を出すまでの5年間はバンドにとってどんな期間でしたか?

石田:とにかくガムシャラでした。その時は以前のメンバーで俗に言う地元バンドとして、毎月ノルマを払ってはライヴをしてました。それに音源を自主で作ってツアーをして、お金もなくてっていうループです。仲間もたくさんできたし、この経験はすごく僕らにとって誇りです。

りょう:思い返せばキリがないくらいたくさんのことがありました。楽しいこと、嫌なこと、嬉しいこと、悔しいこと、本当にたくさんありました。今こうしている時間も含め5年間だけでなく、毎日が今の僕たちに繋がっているなあと思います。

たくま:僕自身はちょうどDay tripperが1stを出すタイミングで、バンドを始めた身なんですよ。だから、あまり偉そうなことは言えませんが、Day tripperと同じ地元バンドの後輩だったので、凄まじい先輩の背中を見ていました。地元では当時有名人でしたからね!

-今振り返って、1stアルバム『LIFES』はどんな作品だと思いますか?

りょう:2006年から2011年までの5年間が詰まったアルバムだと思います。16歳から21歳の間にメンバーで作った曲なので、良くも悪くも若くてキレイな気がします。今聴いてもテンション上がりますね(笑)。

石田:憧れのレーベル"THE NINTH APOLLO"からリリースできたし、あの当時のベスト・アルバムだと思ってます。まさにやりたいこと、出したい音は詰め込めたアルバムですね。