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INTERVIEW

Day Tripper

2014.11.04UPDATE

Day Tripper

Member:石田 純一(Gt/Vo) 粱 智哲(Ba/Vo) 山領 拓馬(Dr)

Interviewer:荒金 良介

-そして昨年3月にはレーベル・メイトのHOT DOGとスプリット作『Domestic discord』を発表してます。これはDay tripper側から話を持ちかけたそうですね。HOT DOGとは通ってきた音楽のバックボーンも近い感じもしますが、彼らのどんなところに惹かれているのでしょうか? また、このスプリットをやったことで何か得るものや発見はありましたか?

石田:HOT DOGとは同じレーベルで年齢も近くて、聴いてきた音楽も人間性もすごく気が合って、すぐに打ち解けました。最初スプリットやりたいって、ヴォーカルのユウスケ君に話したときも快く承諾してくれて、念願のスプリットを発売出来たわけです。俺たちはこの時ドラムがいなかったんですけど、いろんなところから反響があって、手応えを感じました。いつかDomestic discord tourを実現させるのが夢です! りょう:HOT DOGは音も人もとにかく大好きで一緒にCDを作れて嬉しかったです。得るものや感じたことは、もちろんめちゃくちゃありました! とにかく、HOT DOGもDay tripperも売れてない(笑)。

-このスプリット発表以降(休止した時期もあったと思うのですが)のバンドの活動はどうでしたか?

りょう:当時はドラムが脱退していて、サポート・ドラムをお願いして、ライヴや曲作りをしていたのでツアーに出ることができなかったで、本当に悔しい思いをしました。今でもまだ引きずってます。

石田:まったく同じ気持ちですね。

-今年、新ドラマーが入ったそうですが、3ピースでメンバーがひとり入れ替わると、サウンドにも大きな影響を与えそうですが。現3ピース体制で何か変わった部分はありますか?

りょう:楽しいです! 移動中もスタジオもライヴも全部最高です! たくさん話もするようになったし、一生この3人でバンドしたいなと思ってます。

石田:完全に音にも見た目にも攻撃力が増したと思いますね。いいメンバーに恵まれてバンド冥利に尽きます!押忍!

たくま:僕は加入した身なので前のドラムさんとの違いはわかりませんが、練習中に楽しそうなふたりを見ていると嬉しいですね。人としてもメンバーとしても、最高のふたりに巡り合えたなあと思ってます。

-前作から3年10カ月ぶりに今作が完成しました。アルバムを作り終えて、率直な感想を教えてもらえますか?

石田:ようやく完成しました!! より速く、より攻撃的になりました!! お楽しみに!!

たくま:個人的には2ndアルバムうんぬんというより、この3人で作った初のアルバムなので、1stアルバムを出すような気持ちでレコーディングに挑みました。今出せる限界の速さは出せたと思います。なによりクリック嫌いから大嫌いになりました!!

りょう:たくさんの人のおかげで、この3人で出せる今を録音することが出来ましたね。

-今作のアルバム像みたいなものはあったのでしょうか?

りょう:とにかく今の自分たちを録りたいと思っていました。CDが完成して、家で聴いてみて、荒々しくてすごく自分たちらしいなあと思います!

石田:個人的に曲が完成していく途中では見えてなかったんですが、完成して聴いた瞬間にこれだ! と思いました。

たくま:必死でしたね。なので、アルバム像を考えてる余裕はなかったんですよね。純君と同じで、完成して聴いたときはこれだ!って思いました。このアルバムが今後の自分の敵だ!って。

-基本的には1分前後のショート・チューンがほとんどですね。ただ、その中にメロディック・パンク、ハードコア、スラッシュ・メタル、スカ、レゲエの要素を凝縮して、勢いを失わずにコロコロ展開が変るのもこのバンドの面白みだと思います。今回の曲作りで意識したことは? あるいは、曲はどういう風に作っていくのでしょうか?

りょう:曲作りは、僕か純君が元ネタを持って来て、それを3人で合わせながら作っていきます。そして各自家に持ち帰って、各々細かいところやアレンジ、構成を考えてきて、またスタジオで合わせながらって感じです。