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INTERVIEW

SOWLKVE

2014.01.07UPDATE

2014年01月号掲載

SOWLKVE

Member:HOLLY (Vo) MANTALOW (Gt) Q-CHOW (Dr)

Interviewer:小林 詩央里

-激ロック初登場となるので、結成の経緯や今のメンバーで活動するに至ったエピソードなど基本的なことを教えて下さい。

HOLLY:結成は2008年になります。それまではそれぞれ別々のバンドで活動していて、よく対バンしたり飲んだりしていたのですが、各バンドがタイミングを同じくして解散してしまって。それを機に元々好きな音楽やカルチャーが同じだったということもあり自然と集まって、SOWLKVEを結成しました。Vo/HOLLY、Gt/MANTALOW、Dr/Q-chowはオリジナル・メンバーで、おもしろいことやろうぜ!!服はDickiesにVANSだぜ!!!みたいなノリでしたね。その後何度かのメンバー・チェンジを経てGt/TE2YA、Ba/RYUTAが入り現在に至ります。やはりこの2人もDickiesにVANSでした(笑)。

-バンド名"SOWLKVE"はソウルケイブと読むそうですが、こちらは造語でしょうか?またどういった意味をバンド名に持たせているのでしょうか?

MANTALOW:そうですね、造語です。魂(SOUL)+穴ぐら(CAVE)が本当の意味で自分たちの気持ちをあなぐらに集め、1つの大きなものにするという意味合いからきた名前だった気が......(笑)。ネット等で検索した時に、ストレートに見つけてもらえるよう、SOULをSOWL、CAVEをKVEとし、世界に1つしかない名前"SOWLKVE"にしたところまではいいんですが、なにせ覚えにくい(笑)。SoulkveだったりSolcaveといった風に色々と間違われてしまい、あげくの果てに、ソウルケイヴ→ソウル警部といった別次元の呼ばれ方をしてしまったりと......ははは。なんの話でしたっけ......。

-今作『ANSWER』は、2011年12月にリリースしたシングルから実に2年ぶりの作品となりますね。この2年間、バンドとしてはどのような活動をしていましたか?

HOLLY:ちょうど前作が完成した後に前のベースが脱退しまして、現在のベースRYUTAが加入しました。リリース後のタイミングでしたので、ツアーや遠征などの活動が困難になりましたが、RYUTAが加わってからは曲の見直し、そして今回のアルバム『ANSWER』に繋がる曲作り、PV制作などをやりつつ、地元福岡での活動を主にしていました。その中でも今までに出演したことのないようなイベントに出てみたり、この期間でバンド仲間との繋がりはかなりできたと思います。

-『ANSWER』というアルバム・タイトルのとおり、歌詞にも"そのままでいい""決意をこの胸に"など断定的な表現が多く使われていますね。アルバム全体を通して、自分たちや聴いた人を鼓舞する気持ちを強く感じました。タイトルに込められた意味を教えてください。

Q-CHOW:先ほどの質問でも触れたとおり、この2年間色々な出来事がありました。お客さんに対する思いや、どういった音を創り出すのかといった事にもメンバー全員に変化がありました。その変化、これこそが僕らが出した答え"ANSWER"だ!という意味が1番です。言葉もストレートですし、何かを伝えたいという思いも伝わりやすいと思います。このタイトル名が出た時はみんな"それだ!"って感じでしたね。

-冒頭からゴリゴリの重低音とメタリックなリフで始まりつつも、メロは終始キャッチーでシンガロングを誘う要素を随所に感じさせるサウンドだと感じました。影響を受けたアーティストがいましたら教えてください。

HOLLY:STRIKE ANYWHEREやstretch armstrongといった激しい中でも、ギターのリフだったりサビで一気にキャッチーなメロディを持ってくる要素は参考にしてます。あとFC FIVE辺りから影響は受けてますね。

Q-CHOW:僕はPay money To my PainのZAX氏からしか影響を受けていませんけどね(笑)。

-ちなみに楽曲制作はどのように行われているのでしょうか?

Q-CHOW:曲の核となる部分はMANTALOWが音を形にして持ってくる流れが多いですね。その音を聴いて、各々自分たちでアレンジを加えていく感じです。後は、スタジオ内で誰かが適当に弾いてるリフを聴いて"今のリフかっこいいね!"って流れからそのまま曲になったりというのもありますね。まあ僕はMANTALOWが打ち込んできたドラムの音は殆ど聴かずにPay money To my PainのZAX氏のドラムの音しか聴いてませんけど(笑)。

-2009年にはPay money To my Painを自主企画のゲストに迎えたり、2010年にはONE OK ROCKとの共演など、華々しい経歴をお持ちですね。その他にもラウド・シーンの名だたるバンドたちと共演されていますが、彼らから得た音楽的なインスピレーションなどは自身の音楽性に反映されていると感じますか?

MANTALOW:自分たちがよく一緒にやるバンドは、それぞれがモノマネなんかしてない、ジャンルにハマらない唯一無二なバンドの上、クセが多く、自分たちに反映はしにくいというのが正直な気持ちですが、それぞれのバンドから独自の刺激をもらってますね。ステージ上だけじゃなく大半は打ち上げで(笑)。