－県外だけでなく、地元札幌でも多くのバンドのツアー・サポートをしていますが、北海道以外の土地でサポートする時と、札幌でサポートで出演する時で違いはありますでしょうか？

ぶっちゃけあまりないです（笑）！道外だとまだ知らない人も多いけど、ツアーも単発も行ってるので、その差も徐々に縮まってきてるし、何よりライヴになると見てる方も関係ないみたいで、初めて行ったところでもありがたいことに、がんがん歌ってジャンプしてくれます（笑）。

－リリース後にはツアーがありますが、ツアーに向けての意気込みを教えてください。

やはり今回のアルバムから知ったっていう人も多いと思うので、自分たちの音楽を確実に伝えること。あとは気持ちをぶつけ合いたいですね。

－ツアー中にも"DOGIMAZUN2013"や"VAMPIRE CIRCUIT2013"などジャンルにとらわれないイベントに出演が決まっていますが、このような最近のジャンルを越えていこうとするシーンの動きの真っ只中にいると思うのですが、こういった流れに何か感じることはありますか？

そこに参加出来るのは素直に嬉しいし、自分たちもジャンルは関係ないと思ってるし飛び越えたいので、今から楽しみです。だってそう思わなかったら水曜どうでしょう祭とか出てないと思う（笑）。

－今年2月にはSCREAM OUT FEST2013にも出演されましたね。過去に出演している国内バンドの音楽性からしたらNOISEMAKERの出演は意外な感じもありましたが、出演してみての感想はいかがでしたか？

そうですね。上でも言った通りジャンルは自分たちには関係なくて、対バンの人たちも皆気にしてなかったです。過去に出演してたバンドの様な音楽性も好きだし、それも通った上で自分たちの音楽性が1番良いと思えるから自信もあったし、出演して凄い楽しくいい経験になりました。カレー屋さんでラーメンを出してるみたいな感じですかね（笑）？"こっちの方が美味いだろ？"みたいな（笑）。それって凄いチャレンジだし、ロックなことだと思いますよ。

－昨年末には地元北海道コラボということでDAISHI DANCEと「NEW GAME」でコラボし、ライヴも行っていますが、どういう経緯でこのコラボが決まったのでしょう？

DAISHI DANCEがPVを見て気に入ってくれて、そこからオファーが来ました。

－そういった他ジャンルのアーティストとのコラボもできる音楽性の広さもNOISEMAKERの魅力のひとつだと思いますが、自分たちではNOISEMAKERの音楽の魅力はどんなところだと思いますか？

広さは確かにあると思います。そういう音楽やバンドが好きなので。あとは音楽としてたくさん表現してること、メッセージや伝えたいことがあることですかね。

－今年5月に発売されたPUNK GOES POP5ではRihannaの「Rude Boy」をカヴァーしていますが、この曲を選んだ理由を教えてください。

実はR＆Bだったりヒップホップだったりたくさんバンド以外にも色んな音楽を聴くんですけど、この曲は、自分たちのメロディとリズムに共通するところが多くて、自分たち節にしたら確実にかっこ良くなると想像出来たし、HIDEも聴いた瞬間からもうバックが頭の中で出来てたので、理由より先に頭が勝手に作り始めてました。その瞬間の必然みたいな出会いとかタイミングってあると思うんですよね。

－今までに何かカヴァーをしたこと、もしなければ今後挑戦したいカヴァーなどはありますか？

うーん。カヴァー楽しいから色々あるけど、個人的にMichael Jacksonやってみたいです（笑）。

－このアルバムのリリース以降ラウドロック、インディーズ・シーンの重要なポジションを担っていくと思うのですが、今後の展望などを教えてください。

これはいつもと変わらず。ラウドロックだとかインディーズ・シーンだとかに捕われないで、自分たちの音楽を追求すること。音楽として常にフラットで感じてたいから。むしろ聴いてくれてる人は分かると思うけど、俺たちはラウドだけじゃないしむしろオルタナ、グランジ、ロック、ニューメタル、パンクの要素の方が強いんです。あとは日本も海外も関係なく活動したいです。昔からの夢だけど、世界中のスタジアムやフェスでプレイしたいんです。

－最後に激ロック読者にメッセージをお願いします。

1stフル・アルバム『DOUBLE COLOR SHEEP』をリリースしたので、まだ俺たちのことを知らない人、最初の方しか知らない人は是非チェックしてみて下さい！それが良い出会いになれば最高です！ライヴで待ってるよー！