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INTERVIEW

道玄坂下り隊

2013.07.12UPDATE

2013年07月号掲載

道玄坂下り隊

Member:Natty (Vo)

Interviewer:山本 真由

-アルバム『SK8ER GIRLS STYLE!!』のリリース、おめでとうございます。まずは、いろいろ謎が多い"道玄坂下り隊"というプロジェクトについて、基本的なことを聞かせて下さい。レーベルの資料では、"最新型ガールズエアカバープロジェクト"という表記で紹介されている訳ですが、"エア"ということは演奏はしていないということですよね?それぞれのメンバーのパートは、どういう振り分けになっているんですか?

ありがとうございます。メンバーのパートはヴォーカルが私、Nattyで、ギターがmi-ya* 、ベースがKatoo、ドラムが27号機です。最初は不可解なプロジェクトなんで"???"って感じでしたが、今では結構楽しんでますよ!あ、わたしはちゃんと歌ってます!!エアじゃないです(笑)。

-プロフィールを見る限り、まるで共通点のなさそうな4人ですが、どういうきっかけでこのプロジェクトはスタートしたのでしょうか?

そうですね、みんな共通点はないです(笑)。経歴も趣味もみんなバラバラですね。とりわけ、27号機は珍獣ですね(笑)。でも、話すこともバラバラだからこそ楽しさは倍増ですよ。共通点......あ、音楽が好きってところはみんな一緒!メンバーが集まったきっかけは、ある朝集まって話してる間に写真撮って"やるかぁ~"って感じです。

-"道玄坂下り隊"というユニークな......というか何かを連想させるプロジェクト名ですが、これはどういう意図で決めたのですか?

いろんなものが思い浮かびますよね(笑)。インパクト一発!!難しいことは何も考えていませんね。渋谷は常に最先端だし、スケボーで上り坂はきつい......。とりあえず、みんなが覚えやすかったらいいなと思っています!

-アルバムのアートワークや、プロフィール写真の背景にも渋谷109が使用されていますが、渋谷という街や、渋谷のカルチャーに特別な思いはありますか?

そうですね、個人的に渋谷は中学生の時からかなり通ってた街なので、特別な思いはあります。思い出もたくさんあるし。ライヴもたくさん行ったし、やりましたね!渋谷で1番覚えてるのは中2の時HMVにTLCのCDを駅から猛ダッシュで買いに行ったこと(笑)。ワクワクしすぎて気づいたら走ってましたね。

-ジャケットのアートワークやメンバーの2次元デザインは、どなたが担当しているのですか?荒削りで勢いのあるタッチが、メディアに作られたアイドルというわけではない、もっとリアルな存在としての道玄坂下り隊をよく表していると思います。

このプロジェクトのディレクターさんがピックしてきたSeroriさんっていう絵師さんです!!イラスト投稿サイトからの起用っていうとこがまたリアルだなーって思います。本当に脚色のないストレートな取り組みが、リアルさを増してますよね!!

-選曲も、リアルタイムなストリート・カルチャーとリンクしている感じがします。収録曲はどうやって決まったのでしょうか?

ありがとうございます。まずカヴァーしたい曲をあげて削っていった感じですね。候補がありすぎて削るのが大変でした。泣く泣く削った曲も......。

-洋楽は、比較的これまでにも他のアーティストからカヴァーされてきているヒット曲ばかりですが、邦楽に関してはリアルタイム過ぎて、同じシーンにいるバンドではカヴァー出来ないようなまるで新しいカヴァー曲が集まっていますね。この辺のバランスは、かなり気を使っているのでしょうか?

そうですね、選曲で皆様をびっくりさせたいなっていうのはあったので、かなり冒険したつもりです。これうちらにできるのか?っていうのも"えいっ!"って入れちゃった感じですね(笑)。出来るかどうかじゃなくてやりたいかどうか!