INTERVIEW
SIMPLE PLAN
2013.05.22UPDATE
Member:Pierre Bouvier (Vo) Sebastien Lefebvre (Gt/Vo)
Interviewer:MAY-E
-そうですね。2002年にデビューしてからもう10年が経過しましたが、昨年は記念パーティーなど行ったのですか?
S:特にケーキを用意したりパーティーを開催したりはしなかったんだけど、結成した10年前とそれ以前を振り返る本を出版したんだ。あとは、デビュー10年ってことで、昨年のツアーではしばらく演奏していなかったデビュー・アルバムの曲をたくさん引っ張り出して、久しぶりに演奏したりもしたよ。
-SIMPLE PLANはパーソナルな歌詞も多いですよね。10年前の楽曲を歌って、当時の気持ちがフィードバックすることもあるでしょうか?
P:確かに、どれも僕ら自身のことを歌った曲ではあるけれど、気持ちがフィードバックするようなことはあまりないかな。11年が経った今でも1stアルバムの「I Do Enything」を演奏しない日はないし、この曲は今でも演奏するのが好きな曲なんだ。ずっとパフォーマンスしてき続けているから、長年やり続けているなぁっていう気持ちにはなるけどね。
-なるほど。20代って人間として1番成長できる、色々なものを吸収できる年齢でもあると思うんです。その20代をこのバンドと共に刻んできたわけですが、自分を含めメンバー皆さんの成長を感じたりしますか?
P:そうだね。バンドを始めたばかりの頃は、僕らはとても若かったよ。だけど今はもう大人になっている。だけど決して、大人になったから卒業するということではないよ。
S:うん。若かった頃は、騒いでパーティーすることが人生の一大目標だったけれど、今では世界をツアーして、各地のファンに会うことが僕らの人生の目標になっているんだ。
-結成してからメンバー・チェンジが一度もないですよね。
S:そう。それは僕ら自身も誇りに思っているよ。
-先日「This Song Saved My Life」のMVが公開されましたが、大観衆を前にしたライヴ映像とファンをフィーチャーしていますね。世界中から愛されているバンドなのだなぁと改めて思いました。
S:うん。あれは僕らとファンの関係性がよく表れた作品に仕上がっていると思うよ。ファンが僕らをどう見てくれているのか、僕らがファンをどう見ているのかがね。
P:そうだね。ファンがサウンド・チェックのパーティーに来たり、サイン会に来たりと、ファンが実際にMVに関われたことが1番良かったと思うよ。
-オリジナル・アルバムのリリースは2011年の『Get Your Heart On』が最後ですが、ニュー・アルバムの制作には取り掛かってるのでしょうか?
P:そうだね。このツアーはあと数日残っているけど、ツアーが終わったら本格的にニュー・アルバムの制作に取り掛かろうと思っているよ。僕らは、ツアーの合間に曲を作るよりは、ちゃんとそのための休みをとってアルバム作りに専念したいんだ。リリースするのは、早くても来年になると思うよ!