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INTERVIEW

AXEWOUND

2012.09.11UPDATE

2012年09月号掲載

AXEWOUND

Member:Liam Cormier(Vo)

Interviewer:KAORU

-AXEWOUNDの結成、そしてアルバム『Vultures』のリリースおめでとうございます。この素晴らしいプロジェクトにとても興奮しています!2年前の来日時にLiamにインタビューさせてもらったのですが、当時BULLET FOR MY VALENTINE(以下BFMV)とツアーを回っていて、元々彼らとは仲がいいと言っていましたよね。AXE WOUNDは、LiamとMattが中心になって結成されたバンドなのですか?また、いつ頃からこのプロジェクトを始動させるという話になったのですか?AXEWOUND結成の経緯について教えてください。

曲が全部出来上がった時点で連絡が来て、歌ってくれないかと依頼されたんだ。MattとJasonが一緒になって、このプロジェクトを初めて、曲作りはすべて終えていたんだ。昨年の12月くらいから2人はジャムし始めて、曲を作り始めたらすごく相性が良くて、どんどん曲を作ったらしい。アルバム1枚分の楽曲が出来た時に、誰に参加してもらおうか話し合って、ヴォーカルとしては俺に真っ先に連絡をくれたらしい。Mattから電話があって、「ちょっとプロジェクトを始めていて、Liamに歌ってもらいたいんだけど、一緒にやらないか?」って言われて、俺は“いいよ、トラック送って”って言って、彼がメールで楽曲をいくつか送ってくれた。最初に聴いた時からヘヴィでカッコいいから気に入ったよ。それからすぐにMattに連絡を入れて、“もちろん歌わせてくれ!”って返事をしたら、彼は“オッケー、ウェールズに来てくれないか?”と言ってきたんだ。2週間もしない内に俺はウェールズ行きの飛行機に乗ってた。着くとすぐにMattとJasonと共にスタジオに入ってヴォーカルレコーディングに取り組んだんだ。

-CANCER BATSは今年新作の『Dead Set On Living』をリリースしていて、ライヴもやっていますし、スケジュールを調整するのは大変ではなかったですか?

たまたまその連絡が来た時は俺たちもオフだったんだ。『Dead Set On Living』のレコーディングを終えたばかりだったよ。1月に連絡が来た時、俺も家で休んでいたから、他のタイミングだったらうまく行かなかったと思う。Mattもちょうどフリーな時間があったし、うまく行ったけど、実は今はスケジュール問題が発生しているんだ。CANCER BATSがツアーをしてたり、MattもBULLET FOR MY VALENTINEですごく忙しいみたいでさ。お互いの忙しいスケジュールの合間にツアーを組み込んでいるよ。

-AXEWOUNDを始動させるということに対して、CANCER BATSのメンバーはすぐに理解を示してくれましたか?

彼らはすごく気に入っているし、何度も一緒のフェスに出演しているし、Mattと仲がいいからとてもサポートしてくれてるよ!08年くらいから BFMVとアメリカツアーをしたりしたから、みんな友達なんだ。日本にも一緒に行っているしね。それにお互いにとって楽しいプロジェクトだってことも理解しているし、全く問題ないよ。

-メンバーは、LiamとMattに加え、GLAMOUR OF THE KILLのMike Kingswood(Gt)、RISE TO REMAINのJoe Copcutt (Ba)、元PITCHSHIFTERのJason Bowld (Dr)という豪華なメンツですが、この人選はどのように決まっていったのでしょうか?

RISE TO REMAINがBFMVとツアーした時に知り合って、そこでMattとJoeが友達になって、Mattから誘ったんだ。Joeはすごくいいヤツで、ミュージシャンとして卓越しているし、ステージではエネルギーの塊なんだ。それからMikeはプロデューサーが推奨したんだと思う。すごくうまいシュレッドができるし、すごくいい奴だしって。みんなが顔を合わせた時、すぐに溶け込んだし、本当に相性が良かった。

-AXEWOUNDというバンド名は誰が付けたのですか?

俺が加入する前から考えていた名前だった。Mattが俺にいろいろバンド名考えているけど、“AXEWOUND ってどう思うか?”って言ったから、俺は“最高にカッコいいメタル・ネームじゃないか”って返事をした。

-ロゴもかなりメタルですよね?

そうなんだよ。バンドに加入してから俺はロゴを作ってくれる人を探したんだ。トロントにいるタトゥ・アーティストに依頼することにした。このプロジェクトの歌詞を書いている時にタトゥを入れてもらっていて、彼に話をしたらいくつかのアイデアを出してくれた。タトゥ・ショップの名前がオーキードークで、そこのアーティスト2人に協力してもらったんだ。彼らはAXEWOUNDの全てのアートワークを手がけてくれたよ。

-AXEWOUNDを結成する際、こんなサウンドにしたいという具体的な構想はありましたか?Liamが歌うのですから、メンバーはハードコアの要素を大事にしたいと思っていたのではないかと思うのですが。

いや特になかったよ。俺は今までと違う、楽しい、ヘヴィなバンドにしたいんだって言っただけなんだ。最初に話した時に、俺がシンガーとして加入するけど、Mattと2人でヴォーカルに取りかかろうって決めたんだ。いろんなヴォーカル・アイデアがあったから、それをMattに話して、2人でスタジオに入った時に作り上げていった。すべて一緒に作った。