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INTERVIEW

HIS STATUE FALLS

2012.05.08UPDATE

2012年05月号掲載

HIS STATUE FALLS

メンバー:Alex Sauer (Vo)

インタビュアー:MAY-E Translator:Yuga

-ドイツのミヒャエルシュタットにある小さな町レーバッハの出身だそうですね。レーバッハってどんな町ですか?ロック・バンドが活動しやすい町でしょうか。

荒廃の町と呼ぶヤツもいるけど、俺たちは故郷と呼んでるよ。バンドにとってレーバッハから出るのはとても大変だと思うよ。なぜなら、ロック系のライヴができるようなクラブがあんまりないんだ。もし町から出たければ、諦めず努力し続けるしかないよ。

-HIS STATUE FALLSは元々はサイド・プロジェクトだったそうですね。それまでにやっていたスクリーモ・バンドCRASH MY DEVILEを辞め、HIS STATUE FALLSを本格的に始動することにした理由を教えてください。

そうだね。HIS STATUE FALLSは、以前はただのサイド・プロジェクトだった。でも時が経つにつれ、優先順位が変わってきたのは明らかだったね。前のバンドの一部のメンバーなんて、まったく重要視していなかったし。だからHIS STATUE FALLS の活動がメインになったのさ。最良の決断だったと思うよ。メンバーのほとんどは同じ学校に行っていたから、長いことお互いを知っているんだ。

-ドイツといえばテクノのメッカですが、テクノ・シーンとロック・シーン、現在はそれぞれどのように盛り上がっていますか?

実はあんまり分からないんだ。俺たちは俺たち自身のことしか気にしていないからね。だけど最新のトレンドに関係していると思う。ロックのファンがルーツに戻ってきていて、テクノのシーンは小さくなってきていると思うよ。

-メンバー皆さんのバックグラウンドと、バンドが現在の音楽性に辿りついた経緯を教えてください。

メンバーそれぞれが異なるバックグラウンドを持っているよ。例えば、エレクトロの要素をバンドに持ち込んだChristophは、スクリームをしていない音楽を聴くことが多いよ。90年代のトランスやハウスなんかだね。Alexはアコースティックが好きで、ChristianやDennisは音楽の趣味が似ているよ。

-あなた方のサウンドは、TECHNO×HARDCORE="TECHCORE"なんて呼ばれていますね。エレクトロを取り入れたロック・バンドも日本に比べ多いのでしょうが、あなた方のようにテクノ・シーンとロック・シーンの中間に位置するバンドはドイツにたくさんいますか?

俺たちの他にもこういう形態で演奏しているバンドはいるよ。それに彼らの中には、俺たちが影響を与えているバンドも一部いるんだ。俺たちが活動を始めたのは、割と早かったからね。それは誇りに思っているよ。普段ハードコアを聴かないような人の中にも、俺たちの音楽が好きだと言ってくれているという人もいるんだ。素晴らしいことだよね。

-ドイツ以外の国にも、エレクトロを取り入れたロック・バンドが数多く見受けられるようになりましたが、世界を見渡してみて、共感できるバンドやシーンはありますか?

もちろん海外の音楽からインスパイアされることは多いよ。俺たちの尊敬するバンドはみんな海外のバンドだしね。共感できるバンドは本当にたくさんあるから言い切れないな。ここ3年間でたくさんの友達を作ることができて、とても嬉しいよ。

-ドイツ語でなく英語で歌っているのは、母国だけでなく海外での活動を視野に入れてのことですか?

たぶん、英語で歌っているバンドをいつも聴いていたからかな。ドイツ語に変えようなんて思ったことは一度もないよ。英語の方がかっこよく聴こえるし、より多くの人に伝えられるからね。

-2ndアルバム『Mistaken For Trophies』のリリースおめでとうございます。前作と比べ、より硬派になった印象を受けました。

ありがとう。今作では、ちょっと大人なサウンドを出したかったんだ。今作でもシンセは使ってはいるけれど、メインではなく、曲の深い部分で使用しているよ。コンセプトは特にないんだ。ただ成熟したサウンドにしかたったんだ。このタイトルは"自分の道を進め"という意味だよ。"他人のアイデアを使わずに自立しろ"っていう思いを込めた、シンプルだけどとても正直なメッセージさ。