－疾走感の強いアグレッシヴなアップ・テンポの曲が多いですね。アップ・テンポの曲に特にこだわりがあるのではないですか？

そうだなぁ。アップ・テンポに特にこだわりがあるわけではないね。でも俺たちのスタイルの中で重要な位置を占めていることに間違いはないね。このアルバムでは更にエネルギーを表現したかったから、その結果、アップ・テンポの曲が増えてそう感じたのかもしれないね。

－ジャケットが秀逸なデザインですね。これはどなたがデザインしたものですか？またあなた方からデザイナーにこういったデザインにしてくれと要望はあげているのですか？

ジャケットのデザインは、前回と同じくJosu Torrealdayに、お願いした。Dalayが『Restore The Balance』のジャケットから繋がった内容のものがいいっていう案を出して、これが出来上がったんだ。Josuは素晴らしい芸術家で、このジャケットの出来栄えには大満足だよ。実は、ジャケットは3部繋がった作品にしようと思ってるから、次も楽しみにしててくれよ。

－スタジオ・ジブリのメタル・カヴァー・アルバムに参加し「風の谷のナウシカ」をメタル・カヴァーしましたね？日本のサブカルチャー好きなあなた方としては最高のオファーだったのではないですか？

Ettore Rigottiからこのオファーの話を聞いたんだけど、俺たちはすぐにやるって言ったんだ。ジブリの映画は好きだったから、カヴァーするのは名誉なことだね。こんな素敵なカヴァー・アルバムに参加できたことをEttoreとスタジオ・ジブリに感謝してるよ。

－ジブリ・メタルの1枚目にはあなた方と一緒にジャパン・ツアーをしましたDESTRAGEが「崖の上のポニョ」をカヴァーしていましたが聴きましたか？

もちろん。アルバム全体を聴いたからね。最高のアルバムだよ。DESTRAGEは優秀なミュージシャンが集まった素晴らしいバンドだよ。このカヴァーも良かった。間違いなくアルバムの中でも最高の出来栄えの曲の1つだろうね。

－北欧などのメロディック・デス・メタルにもかなり詳しいあなた方ですが、最近注目しているバンドを教えてください。

新しいバンドについてはそんなにたくさん知っているわけではないんだけど、スウェーデンのDEGRADEADとSOILWORKのSPEEDが参加しているカナダのBLINDED IN BLISSは良いね。俺たちのいるバスク国自治州は北欧じゃないけど、俺たちの友だちのNODRAMAってバンドもパワフルなメロディック・バンドでカッコイイんだ。このバンドもCoroner Recordsからアルバムを発売することになってるんだけどね。

－リリース後の予定を教えてください。ツアーなどは決まっていますか！？

今NODRAMAとのスペイン・ツアーを調整中なんだ。今回のアルバムではできるだけたくさんツアーを周りたいと思ってる。夏以降はヨーロッパを周るよ。願わくば今年の末にまた日本に行きたいね。

－最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

俺たちの最初の日本ツアーは本当に最高の経験だった。日本の人たちが俺たちのアルバム『Defying The Gods』を気に入ってくれると嬉しいな。みんなが気に入ってくれれば確実に日本に行けるしね！