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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

ELEVENTYSEVEN

2011.10.28UPDATE

2011年11月号掲載

ELEVENTYSEVEN

Member:Matt Langston(Vo,Gt&Syn)

Interviewer:ムラオカ

-今作もMattがソング・ライティング、シンガー、ギタリスト、そしてプロデュースを手掛けているのでしょうか?前回のインタビューの際は次のアルバムではバンド全員で曲作りをするのが目標とおっしゃっていましたが実際のところはいかがでしょうか?

いや、僕一人で全てやっているわけではないよ。曲を形にする際はスタジオでみんなのアイデアを出し合ってやったんだけど、結果楽曲制作を行ったのは僕一人だね。僕は全てをコントロールしないと気が済まない性格で、それが僕のダメなところでもあるんだけどね(笑)。でもみんなの意見は楽曲に反映されているよ。

-アルバム制作において最もこだわったことを教えてください。

基本希望に満ちあふれていて、ポジティヴな歌詞を書くのを心がけているよ。でも実はその裏に“死”というテーマを織り込むこともあるんだ。死というのは常に隣合わせで、人が生きていく上で避けられないものだから、“生きる喜び”と“死”という対照的なテーマに基づいて曲作りをすることが多いかな。

-前作のリリース時のインタビューで“自分達の音楽の目標は楽しくて踊れるものを作ること”とおっしゃっていましたが、今でもその目標は変わっていませんか?

そのテーマは今でも変わってないよ。今回のアルバムは自分たちのサウンドの方向性を更に模索したけどね。ある曲はシンセ・サウンドが強いものになっているし、ある曲はスカ調だったり、ギター・ロック・サウンドってな具合にね。僕らのアルバムを聴いた人が聴く前よりハッピーになっていたら、僕らの目標は達成されたと感じるよ。

-一時期ほどロック・シーンにエレクトロ・テイストのパンク・バンドがいなくなりましたね?このシーンの状況をどう感じていますか?

僕たちはあまり世の中でどういったものが流行っているかに関心がないんだ。少なくとも僕はね。僕はシンセサイザーとロックが大好きだから、いつまでたってもそういったサウンドを作り出すのを心がけるつもり。今まで流行りに乗ったり、いわゆるみんなが気に入るポピュラーな曲を作ろうとしたこともなくて、ただ僕たちは僕たちのスタイルを貫こうとしているだけだから、今のシーンがどうこうとかにはあまり関心がないんだ。

-アルバム・リリースから間を置かずに私たち激ロックが主催するイベントに出演していただくことが決まっています。日本に来るのは1年半ぶりになりますが、日本でのライヴに期待することを教えてください。

今度の日本のツアーにはかなり興奮しているよ!初めて日本に来た頃から、日本でのツアーをやってみたかったから、本当夢が叶ったって感じだよ。これを実現してくれたみんなに感謝してるし、PUNKSPRINGにも来てくれたファンと再会できるのを楽しみにしているよ。

-一緒にツアーを回るTHE CAB、THE SUMMER SET、STEREO SKYLINEについてどのような印象を持っていますか?

彼らはみんな素晴らしいバンドだと思うし、彼らと共演できることはすごくうれしい事だよ。

-前回のPUNKSPRINGでの来日公演ではLEDを埋め込んだ帽子とシャツ、ネックレスを身にまとってライヴを行いましたね。今回の来日公演ではまた何か新しいアイデアがあるのでしょうか?

今回のライヴはみんなで相談して、裸でやろうかと思っているんだ……っていうのは嘘で、今のところ新しいアイデアはまだ思いついてないよ。でもまだ時間があるからみんなでじっくり考えるつもり。

-オフの日が丸一日あります。日本で行ってみたいことやチャレンジしてみたいことはありますか?

日本でのツアーの他に日本でスノボをするのが夢なんだ。ちょうど日本に行く頃に僕らの地元の山には雪が降り積もり始めるんだけど、恐らく今回のオフでそこまでの時間の余裕はなさそうだね。たぶんいつものように、カラオケに行くか買い物をするんじゃないかな。

-最後に日本のファンにメッセージをお願い致します。

早くみんなに会いたいよ!僕らの成長したライヴと楽曲をみんなに披露するのが楽しみなんだ。新しいアルバムも気に入ってくれるといいな。君たちはアメリカの誰よりも早く手にすることができるからね!