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INTERVIEW

THE DOWNTOWN FICTION

2011.09.24UPDATE

THE DOWNTOWN FICTION

Member:Cameron Leahy (Vo&Gt) David Pavluk((Ba&Vo) Eric Jones (Dr) Charles "Wes" Dimond(Gt)

Interviewer:MAY-E

-09年のBEYOND[THE]BLUE Vol.3で初来日を果たしてから約2年振りの来日ですが、久しぶりの日本はいかがですか?

Cameron Leahy(以下C):実は今朝日本に着いたばかりで、到着してからずっとプロモーション活動しているから、まだ観光も出来ていないんだよ。だけど、これだけ取材をやってもらえるのは素晴らしいことだと思う。明日のオーディエンスの反応もとても楽しみだね! こんなに有名なバンドがたくさん出ているフェスに参加出来るなんて、とても光栄だし、本当に楽しみだよ。

-サマーソニック11の出演おめでとうございます。昨年はALL TIME LOWや3OH!3が出演したんですけど、意気込みを聞かせてください。

C:サマーソニックは、朝から多くのオーディエンスが集まるフェスだって聞いているよ。僕らが出演するマウンテン・ステージにも1万人が入るそうだね。朝の11時にどのくらいの人が集まるかは分からないけど本当に楽しみさ。これまでに僕らがプレイしてきた中で最も多いオーディエンスはジャカルタの4000人なんだけど、それを上回ってくれたら嬉しいな。とはいえ、サマーソニックに出演出来ること自体、とても光栄に思っているよ。

-今年は大地震の影響による原発のメルトダウンが世界中に報道され、直後は来日公演がすべてキャンセルになるという異常事態となりました。そんな中、サマーソニックは無事に開催されることになった訳ですが、これまでの来日公演とはまた違う感情をお持ちではないですか?

C:震災が起きてから、僕は日本のことをずっと考えていたよ。こんな風に悲しいムードではあるけれど、僕らはエンターテイナーというユニークな立場にいる。そんな僕が出来ることは、悲しい気持ちを一時でも忘れてもらうことだと思うんだ。明日のサマーソニックのステージでも、ポジティヴなバイヴスを運びたいなって思っているよ。ライヴは人を幸せにすると思うし、人を幸せにするためにあるものだと思う。だから、このタイミングに日本に来ることが出来て、とても良かったと思っているよ。

David Pavluk(以下D):そうだね。人生は続いていくってことなんだろうね。

-この来日の直前にギタリストのCharles "Wes" Dimondが加入しましたね。ギターのWesなんていうと、LIMP BIZKITみたいですが(笑)。

Charles "Wes" Dimond(以下W):そうそう(笑)。面白いよね。

-Wesがバンドに加入した経緯を教えてください。

W:昨年の夏のカントリーのコンサートで、共通の友人を介してDavidと出会ったところから始まっているんだ。当時は、お互い別のバンドにいたんだけど、ちょうどその頃に僕のバンドが解散することになってね。THE DOWNTOWN FICTIONもギタリストを探していて。THE DOWNTOWN FICTIONは、僕がそれまでにやっていたバンドとは方向性がまったく違うバンドではあったんだけれど、誘われた時にはやってみようっていう気持ちになったよ。で、昨年の11月のTHE SUMMER SETとのツアーを経て、“正式なメンバーにならないか?”って最近声をかけられたんだ。嬉しかったよ。彼らの人柄も好きだから、このバンドに加入することを決めたんだ。

-なるほど。メンバー皆さん、Wesとのフィーリングは如何ですか?

C:最悪だよ!

一同:笑

C:なんて冗談だけど(笑)、真面目な話をすると、彼はとてもポジティヴな空気を持っている人だし、とてもユニークな人なんだ。例えば、バンドの中で喧嘩が起きても彼がそれを修復してくれたりしてね。本当に助けられているよ。

D:レコーディングの時には、エキストラのギタリストに弾いてもらっていたんだけど、Wesが加入したことで、その音がライヴでも再現できるようになったんだ。音にも深みが出たから、ライヴもさらに良くなったと思うよ。

-皆さん、バージニア州出身ですか?

C:そうだよ。

-08年のバンド結成の前にもそれぞれに音楽活動をしていたと伺いましたが、皆さんどんな活動をしていたんでしょうか。

C:そう。こんなプロジェクトをやっていましたって言えるほどのものではないんだけどね。まだ高校生だったこともあって、今ほど熱心にではないけれど、学校の中でそれぞれに音楽活動をしていたんだ。ただ、当時からみんな熱いパッションを持っていたよ。

-THE DOWNTOWN FICTIONのマネージャーって、MAKING APRILのベーシストGreg Federspielだそうですね。

D:そうだよ!今回は一緒に来ていないんだけどね。

C:MAKING APRILとは、かなり昔に一度だけ一緒にライヴをしたことがあったけれど、僕らも若かったし、あんまり良いショウではなかったなぁ(笑)。彼とは、今はマネージャーとして付き合っているけれど、彼が昔バンドをやっていたっていうのは不思議な感覚だよ。