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INTERVIEW

THE DOWNTOWN FICTION

2011.08.05UPDATE

2011年08月号掲載

THE DOWNTOWN FICTION

Member:Cameron Leahy(Vo&Gt)

Interviewer:山本 真由  Translator : Yuga

-アルバム『Let's Be Animals』の日本盤リリース、おめでとうございます! THE DOWNTOWN FICTIONの瑞々しいメロディと耳に馴染みやすいストレートなポップ・ロックは、日本のキッズも虜にすると思います。
既に本国ではアルバムがリリースされて2ヶ月ほど経っていますが、リアクションは如何ですか?

今のところ、凄くポジティヴな反応がきてるから、嬉しく思ってるよ。今年の夏は、新曲をライヴでやるのが楽しみだ。

-THE DOWNTOWN FICTIONというのは、とてもユニークなバンド名だと思うのですが、何か元になった出来事はあるのですか?

バンドのお気に入りの映画の一つが「パルプ・フィクション」で、その一部をとって自分達らしいバンド名にしたんだ。

-08年に結成して、まだ平均21歳ということは、かなり若いころから音楽活動をしていたようですが、3人にはどういった音楽的ルーツがあるのでしょうか?

俺たちは、それぞれが中学生の頃から音楽を始めたんだ。バンドとしては若い方かもしれないけど、それぞれはミュージシャンとしてかなり長い間やってきてるんだ。

-アルバムの収録曲は実に多彩で、90年代~2000年初頭のエモやポップ・パンク、パワーポップの影響は強くありそうですが、Track.3「Stoned」など、THE HIVESのようなガレージ・ロックの影響も感じられます。作曲のアイディアはどこから出てくるのでしょう?曲ごとにイメージを決めているのでしょうか?

ソングライターとして俺は60年代とか70年代の古い音楽を聴いてインスピレーションを受けてるんだ。ポップ・パンクのファンでもあるから、その要素が混ざり合ってTHE DOWNTOWN FICTIONのサウンドになってるんだ。

-アルバムからの1stシングル「I Just Wanna Run」は、一度聴いたら耳から離れないキャッチーなメロディと美しいコーラスが印象的です。2011年を代表する名曲の1つになると思うのですが、この曲が出来た時にアルバムの成功を確信したんじゃないですか?

そうでもないかも。あまりに沢山の曲をレコーディングしたから、一番のお気に入りを選ぶのは難しいしね。でも、確かに「I Just Wanna Run」は特別な気がしたかも。

-また、この曲のミュージック・ビデオも曲とマッチした爽やかな映像ですね。中には、忍者が出てきたり面白いシーンもありますが、全体的に楽しく撮影が行われた事が想像できます。ビデオのアイディアもメンバーで考えたものなのですか?

クレイジーで意味のないナンセンスなパレードっていうビデオのアイディアはあったんだ。でも特にシャレとか理由はないよ。ただ、ヘンで面白いものにしたかっただけ。

-アルバムのタイトルにもなったTrack.6「Let's Be Animals」ですが、どういった内容が歌われているのでしょうか?また、この曲をアルバムのタイトルに選んだ訳は?

アルバム全体のアイディアとして、人間は時に、動物のシンプルな生き方を羨ましく思うってのがあるんだ。人間の人生は、人間関係とか仕事の悩みとかで複雑だからね。

-アートワークも面白い作品ですよね。被り物をした子供たちの姿は、とても可愛らしいし、奇妙でもある......どういった意味が込められているのでしょうか?

若い子に動物の格好をしてもらって、若さからくる無垢な感じを表現したかったんだ。アルバムのコンセプトに合ってるだろ?

-日本盤には6曲ものボーナス・トラックが収録予定ですが、どのような楽曲が収録されるのでしょうか?

今回、20曲以上をレコーディングしたんだよ。勿論、全部を収録は出来ない。だからボートラとして日本のファンに聴いてもらえるのが楽しみだよ。