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INTERVIEW

BORN OF OSIRIS

2011.09.07UPDATE

2011年09月号掲載

BORN OF OSIRIS

Member:Lee McKinney(Gt)

Interviewer:TxOxMxOx  Translator : Yuga

【BORN OF OSIRIS -Biography-】
2003年結成、アメリカはイリノイ州出身の6人組プログレッシヴ・メタルコア・バンド“BORN OF OSIRIS”。彼らは2007年にSumerian RecordsからリリースしたEP『The New Reign』で記念すべきデビューを果たす。壮大でドラマティックなメロディとシンフォニックなキーボード、硬質でテクニカルなギター、そして複雑で知的な目まぐるしい展開、MESHUGGAHを想起させるマシーナリーなドラミング……メタルコア・シーンの中でも異彩を放つ唯一無二の音楽性と圧倒的なクオリティでメタルコア・シーンの隅々まで名が知れ渡ることとなる。そして、2009年にリリースされた『A Higher Place』はUSビルボード・チャートで73位といきなりの好成績を残す。そして2ndアルバムに当たる今作『The Discovery』(※2011年3月本国リリース)でついに日本デビューを果たすこととなる。

-今作で日本デビューとなりますが、今のお気持ちを聞かせてください。

俺たちの音楽が日本で手に入るようになるなんて、これほど嬉しいことはないよ。 近い将来、日本ツアーをできるようになることが、俺たちみんな待ちきれないんだ。仲の良いバンドで日本に行ったことのある友達がたくさんいるんだけど、みんな最高に楽しかったって言っているからね。

-「The Discovery」を聴かせてもらいましたが、全体的にキーボードが散りばめられていて、メランコリックで壮大かつドラマティックな印象を受けました。曲を作る上でイメージしていることはありますか?

曲によるかな。同じイメージを持って全ての曲を書いてるわけじゃなくて、それぞれの曲がそれぞれのイメージを持っているんだ。

-あなた達のサウンドは全楽器隊がマシーナリー且つグルーヴィーなユニゾン・サウンドが特徴であり武器だと思っているのですが、自分達自身では何がBORN OF OSIRISの武器であると思いますか?

君に同意だよ。あとはメロディかな。メロディは、どんな種類の音楽にとってもとても重要な部分だよ、キャッチーなメロディが嫌いなやつなんているか?俺たちの武器は、そうだな、俺たちは覚えやすいメロディを使いながらそれぞれの曲のテーマを貫きつつ、グルーヴ感を保とうとしている部分かな。

-MESHUGGAHを想起させる点もあると感じますが、彼らが比較対象に上がることはよくありますか?

うん、前にも彼らと比較されたことがあるよ。それは褒め言葉としてとるけれど、それでも彼らからは実はそんなに直接的な影響は受けていないんだ。

-アルバムの中で特にお気に入りの曲があればその曲と理由を教えてください。

メンバーそれぞれ別々のお気に入りの曲があって、しかも毎週のようにかわるんだ。

-近年この手のバンドの若年化が目立っていますが、アーティスト写真を見る限りではあなた方もお若くみえますが、メンバーの平均年齢を教えてください。

一番年上は23歳、一番若くて20歳、残りはみんな22歳だよ。

-バンド結成に至った経緯を聞かせてください。バンド結成当初から今のようなサウンド・スタイルを目指していたのでしょうか?

俺たちは高校のときに地元のライヴをそれぞれバラバラのバンドで一緒にやっていたんだ。そのそれぞれのバンドの中で一番強かったメンバーが集まってこのバンドを結成したんだよ。最初からテーマのあるメタルをやろうとしていたよ。俺たちは常に印象的なメロディを持つメタルバンドをやりたかったんだ。

-あなた方が所属しているSUMERIAN RECORDSにはプログレッシブでカオティックなメタルコア、デスコア・バンドが多くいますが、レーベルメイトでお気に入り、または仲の良いバンドはいますか?

レーベルメイトのほとんどすべてのバンドが友達だよ。VEIL OF MAYAやAFTER THE BURIALなんかはレーベルに入る前から仲が良かったんだ。あとはTHE FACELESSやPERIPHERYとか。レーベルのバンドがみんな大好きだよ。俺たちはたくさんの素晴らしいバンドと一緒にSumerian帝国の一員でいられることがとても嬉しいんだ。

-あなた方はシカゴ出身ですが、シカゴにはメタル、ハードコア・シーンは根付いているのでしょうか?

シカゴのメタル・シーンは僕たちと共に育ってきているんだ。この前のショウなんて2000人くらいお客さんが入ったよ。VEIL OF MAYAのみんなも、俺たちとシカゴのメタル・シーンの基準を高めるために一緒に大きくなって来たんだ。