INTERVIEW
BOWLING FOR SOUP
2011.07.05UPDATE
2011年07月号掲載
Member:Jaret Reddick(Vo&Gt)
Interviewer:ムラオカ
-アルバム・ジャケットですが、今までの作品ではメンバーの写真を使うことが多かった、今作ではイラストを用いていますね。今回イラストを使用した理由を教えてください。
前作のアルバムは俺達が便器に流されていくっていうジャケットで、毎回ユーモア溢れるジャケットにするように心がけているんだけど、今回は今までになかったアプローチをしたくて漫画調にすることにしたんだ。日本盤はベスト盤と合わせてのリリースだから恐らくジャケットは変更していると思うけど、俺自身今回のジャケットもすごく気に入っているよ!
-1998年からメンバー・チェンジ一切なしに今日まで活動してきましたが、喧嘩や意見の食い違いで解散やメンバー・チェンジの危機を迎えることはなかったのでしょうか?
Garyはバンドを結成した4年後に加わったんだけど、唯一のメンバー・チェンジといえばそれくらいだね。このバンドはメンバーそれぞれのアイディアや性格が反映されているから、誰か一人欠けるだけでもダメなんだ。だから今までメンバー・チェンジや解散の危機はなかったし、もしそういう危機があったとしても、俺らはバンドとして、友達として常に一緒にいるべきだと強く信じているから乗り越えることができたと思うよ。
-また長く同じメンバーで続けていく秘訣を教えてください。
メンバーが今どういった状況にあるかを見極める必要があると思うな。例えば距離が必要だとか、話相手が必要だとかね。後、それぞれのメンバーがバンドの中でどういった役割を担っているかを把握するのも大事だよ。何よりもバンドである前に親友通しでいることの方が先決だと思うよ。
-BFSを始めた当時と今現在のあなたがたの目標は変わっていませんでしょうか?
俺らがバンド結成当時に掲げていた目標はほぼ達成しちゃったんだよ!バンドをやっていてこんなに幸せなことはないと思う。まぁ一つあの頃から変わらない目標はとにかく楽しみながら音楽を作るってこと。それだけはこれからも変わらないと思う。
-今までで一番記憶に残っているショウを教えてください。
Download Festival 2007だね!!あんなクレイジーなライヴは今までになかったよ!
-アルバム・リリース後の当面の予定について教えてください。
11月くらいまではこのアルバムのツアーで大忙しって感じかな。その後休暇を取ってまた次のアルバムの楽曲制作に入る予定だよ。
-日本に何度か来ていますが、その中でも思い出に残っていることや、おかしな失敗談などがありましたら教えてください。
長らく日本には行けてないけど、俺らは日本が大好きだよ!おもしろくてクレイジーな話は色々あるけど、ここで言うべきことではないと思うからやめておくよ(笑)。
-サイトで販売している"Sumo guys to the rescue"のT-シャツの売り上げをすべて義援金として日本へ寄付する活動をやっていましたね。日本を愛しているあなたがたならではの活動だと思いました。震災が日本で起きたと知った時、率直にどう感じましたか?
ものすごくショックで悲しい出来事だったよ。俺達に出来ることをなるべく早くやろうという事で、ああいったチャリティーTシャツを作ったんだ。
-今現在は平常に戻っていますが、日本は未曾有の地震に原発事故という悲劇を味わいました。あなたがたのファンや音楽ファンに励ましの言葉をお願いできませんでしょうか?
日本のみんないつも俺らを応援してくれてありがと!みんなにまた会えるのを楽しみにしているよ!