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INTERVIEW

HYDRIA

2011.04.07UPDATE

2011年04月号掲載

HYDRIA

メンバー:Raquel Schuler(Vo)  Marcelo Oliveira(Gt&Vo&Grunts)

インタビュアー:道明 利友

-今回の『Poison Paradise』で皆さんの音楽に初めて触れる日本のリスナーはきっと多いと思います。初めての日本での作品リリースが決まった今の気分はいかがですか?

Raquel(以下R):本当に興奮して幸せな気持ちでいっぱいよ!! 素晴らしい機会だと思ってるわ。ずっとこうなるようにと思ってこの4年間精一杯努力してきたの。今、みんなに私たちが音楽の為にずっと生きてきたんだということを見せることができるわ。今、こういう形で私たちのことを知ってもらうことが出来て、本当に光栄だと思っているの!

-その『Poison Paradise』で僕も皆さんの音楽を初めて聴かせていただきましたが、攻撃的なバンド・サウンドとRaquelの美しいヴォーカルの共存ぶりがとても印象に残りました。“激しさ”と“美しさ”を同時に感じさせるようなその音楽性を、皆さん自身はどうとらえていますか? 皆さんが目指す理想の音楽性はどういうものなのでしょう?

Marcelo(以下M):俺は、ヘヴィなミュージカル・スクール出身だし、攻撃的なサウンドが好きだね。THEATRE OF TRAGEDYの『Velvet Darkness They Fear』というアルバムをすごく気に入ってしまってから、そういう攻撃的なサウンドが好きになってしまったんだ。目指している理想の音楽性というのは、感情と激しさを聴き手に感じさせられるようなものだね。でも、俺の頭の中にある全ての美しいメロディを混ぜ合わせ表現して演奏したり聴いたりするということをすごくエンジョイしているよ。話は変わるけど、俺はEnyaやLoreena MckennittやCait Agus Seanなんかの大ファンなんだ。

-激ロックで取材をさせていただくのも今回が初めてになりますので、皆さんのこれまでのプロフィール的なことも色々教えて下さい。結成は2007年ということですが、結成のきっかけを作ったのはどなたですか? そして、そこから現在のメンバーが集まったいきさつも教えて下さい。

M:俺は、いつもテクニカルな面で音楽を作ることに興味があったんだ。俺がバンドを始めてから、嬉しいことに、全てがうまくいっていることがわかってきて、作詞、作曲、検証を始めたんだ。「Sober Dreams」という曲が書けたことで、一緒にバンドをやるメンバーを見つける気になったんだ、そしてHYDRIAを結成したんだよ。MUSICAL RELATIONSHIPというwebサイトでメンバーを探したんだ。Facebookみたいなサイトなんだけど、音楽のプロフィールやスタイル、どんな楽器を演奏しているのかが掲示してあるんだ。

-皆さんの活動の主戦場であるブラジルは、ロックのシーンはどんな感じなのでしょう? 日本は、特に東京には小さなライヴ・ハウスが各所にあって若手のバンドがたくさんライヴを行っていますが、皆さんが活動している地元にもそうした環境はありますか?

M:ブラジルにも、いつもイベントをやっている小さなライヴ・ハウスがあるし、いいライヴ・ハウスもたくさんあるんだ。観客をすごく近くに感じられるんだよ。ほとんどのライヴ・ハウスの建物が小さいからなんだけど、いい意味ですごく際立っていいなと思うライヴ・ハウスもいくつかあるよ。

-そのブラジルといえば、ベテランでは例えばANGRA、その後もSEPULTURAなどの人気バンドを輩出しています。そんな環境で活動をしている皆さんですが、これまでにどんなバンドに影響を受けてきましたか? そして、“このアルバムは名盤だ!”という感じで思い浮かぶ、皆さんのルーツ的な作品があったらぜひ教えて下さい。

M:すごく難しい質問だなぁ。でも、答えられるように頑張ってみるよ。ハハハ(笑)!普段は、本当にいろんな音楽を聴いているんだ。このことが、音楽的に反映されるだけじゃなくて、作曲のときにも反映されるんだ。あとは、自分たちの生活が反映されているね。「Mirror Of Tears」を作曲した時には、DEATHやDARK TRANQUILLITYやCARCASSみたいなバンドにすごく強い影響を受けていたんだ。こういうことが、よく曲に溶け込んでると思う。こういう影響は全てのところにあるね。「Poison Paradise」を作っていた時はKEANEを毎日聴いていて、COLDPLAYやSYSTEM OF A DOWNなんかも聴いてたりしたんだけど、このアルバムの音には全く関係性のないバンドなんだよね。でも、聴いていた音楽の全てがこのアルバムに影響を及ぼしているんだってことが自分でもわかるんだ。俺が名盤だと思うアルバムは、KARNATAKA『Delicate Flame Of Desire』、INCUBUS『A Crow Left To The Murder』、Cait Agus Sean『Voices Of Comfort』、HELIUM VOLA『Helium Vola』、Mars Lasar『Sapphire Dreams』だね。他にもたくさんあるよ。

-ちなみに、日本の音楽で皆さんが何か知っているものはありますか?ロックでもポップス系でも、ご存知のものがあれば何でも教えてください。

M:あんまり知らないんだけど、日本のアーティストはすごく好きだよ! よく聴いているのは、GALNERYUSだね。すごく素晴らしいバンドの一つだし、緻密な演奏と音色、それでいてすごくキャッチーだからね! 俺の一番好きなアルバムは、『The Flag Of Punishment』なんだ。すごくパワフルなエネルギーを感じるよ! 他に気に入っているアーティストはOliviaだね。すごくエモーショナルな解釈をしていて、彼女が伝えてくるものにユニークなエネルギーを感じるんだ。「A Little Pain」という曲が魅惑的なんだよ。そして、もちろん、この人抜きには語れないね。俺が見たことがあるアーティストの中でも1、2位を争うほど素晴らしいアーティストだし、彼が行っていることにすごくインスパイアされたんだ。Hironobu Kageyama!彼は本当に素晴らしいよね!

R:Marceloが言っているOliviaについてのことには同意見よ! 彼女は本当に素晴らしいわ! 私は、VERSAILLESやBLOOD STAIN CHILDやDIR EN GREYも好きよ。彼らも素晴らしいわ!