－今現在、あなたはSOULFLYでの活動とCAVALERA CONSPIRACYの活動を同時進行で進めていますが、二つのバンドはそれぞれあなたにとってどういった位置付けの違いを持っているのでしょうか？

両方ともとても大切なんだ。SOULFLYは最初から俺のベイビーみたいなもので、メインバンドだし、自分が作ったバンドだし、1998年からずっと育て来たものなんだ。次のアルバムはスタジオアルバムとしては8作目になるからまだ成長しているし、多くの作品を出している。とても誇りに思うよ。CAVALERA CONSPIRACYも誇りに思うバンドで、弟と一緒にプレイできるきっかけとなった。俺は弟とは本当に長い間一緒に音楽がやりたいと切に思っていた。兄弟だし、愛しているので、彼とバンドがやりたかった。10年間お互い口もきかないで過ごしたから、俺にとってCAVALERA CONSPIRACYには特別な思いがあるんだ。

－本国ブラジルから見ると、ちょうど日本は地球の裏側にあたり、地球上で最も遠い国ということになりますが、日本に対してはどのようなイメージを持たれていますか？

大好きだよ。SEPULTURAで行った時、SOULFLYで行った時、SUMMER SONIC にCAVALERA CONSPIRACYで参加した時、全てすばらしかった。あのフェスはとてもいいもので参加できて光栄だったね。日本のオーディエンスは暖かくてクレイジーだから大好きだよ。一度Ozzyと武道館でParanoidを歌うことができた。たまたま俺がプロモーション来日した時にOzzyに招待されて、一曲歌ったんだ。日本の文化も人々も本当に魅力的なので、毎回行くのが楽しみだ。

－一昨年、CAVALERA CONSPIRACYとしてSUMMER SONIC 09で来日されましたが、その際、印象に残ったことはありましたか？

素晴らしかった。あんなにオーガナイズされているフェスは珍しいんだ。大勢の人が見に来てくれているし、みんな盛り上がってくれているので、多分一番楽しい観客だった。始めて日本でサークルピットを見たよ。そんなことするんだ！なんて俺には新しい発見だったけど（笑）楽しかった。俺たちのライヴも良かった。他のバンドとも仲良くなれた。

－SUMMER SONIC 09でのステージを拝見しました。パワフルなステージであったと共に、どこか温かさも感じられました。Igorも含めて当時そして現在のメンバーの仲は良好ですか？

そうだね。一緒にプレイするとそれだけ近くなり、ライヴが良くなり、パフォーマンスもいい。SUMMER SONIC 09に出演した時は、『Inflicted』のアルバムでツアーしていたピークだったので、とてもいい状態だったしね。

－10年間、お互いに口をきかなかったとおっしゃっていましたが、今はいつも一緒にいる感じですか？

いつも一緒だよ。ツアーに出ている時はバスの後ろでずっと話しているよ。一緒にポルトガル語を話したり、ブラジルの冗談を言ったり、兄弟らしくできて本当に楽しい。こうあるべきなんだよ。

－今後の予定を教えて下さい。来日は計画に入っていますか？

3月の終わりにブラジルでライヴがあるんだけど、IRON MAIDENのオープニングを努めるんだ。その後はUSツアーが4、5月に、6～8はヨーロッパのフェス、HELLFEST、GRASPOP FESTIVALなどに参戦する。日本にも絶対に行きたいと思っている。ニュー・アルバムが出たらセットリストも新しくなるので、楽しいよ。

－最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

アリガトウ！クレージーなマックスだよ。ニュー・アルバムが出るので必ずチェックして欲しいけど、みんなの応援のお陰だから。SOULFLYでもCAVALERA CONSPIRACYでもどっちでもいいからまたすぐに会いたいと思う。みんなに感謝しているよ。