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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

FEAR FACTORY

2010.11.18UPDATE

FEAR FACTORY

Member:Dino Cazares (Gt)

Interviewer:KAORU

-楽しんでレコーディングしていたんだろうなぁと、聴いてる側にもなんとなく伝わってきました。因みに、製作期間はどれくらいだったのですか?

2ヶ月かからなかったね。これまでのFEAR FACTORYのアルバムのレコーディングは、1年かそれ以上かかってた。けど、今回は曲作りとレコーディングを合わせても、そのくらいしかかからなかったな。

-Eugene "Gene" Victor Hoglan IIのドラムも素晴らしいですね。

うん、タムの使い方や、それに伴うフィルインの仕方とか、これまでのドラマーにはなかったものがある。もちろん、最高のドラムだよ!

-『Mechanize』は、これまでのFEAR FACTORYの作品に比べて、よりメタリックなアプローチになったと思うのですが、それはご自身で意識されていましたか?DIVINE HERESYにも通じるものがあると思うのですが。

確かにDIVINE HERESYの影響はあるだろうね。まぁ、『Mechanize』の曲作りを始めた時は、DIVINE HERESYのレコーディングもしてたから、オーバーラップしたのかな。まぁ、同一人物が弾いてるんだからさ!(笑)

-さて、あなたは90年代からヘヴィ・ロック・シーンを牽引してきた存在ですが、今のヘヴィロックシーンを見渡して、どう感じますか?

昔流行したものが、また盛り返してきてるなぁと感じるよ。例えば、スラッシュメタルもそのひとつだよね。FEAR FACTORYが90年代に確立してきたサウンドが、若いバンドに踏襲されていることが顕著にわかる。例えば、Burtonの独自のヴォーカル・スタイルにしてもそうさ。今は彼が確立してきたスタイルを、若いバンドの子たちがそこら中でやっている。若い子たちは、自分がやっているスタイルが、元々FEAR FACTORYが確立したスタイルだということを知らない。FEAR FACTORYに影響されたバンドに影響された世代なんだろうね。

-FEAR FACTORYはシーンのオリジネイターですものね。これからも応援しています!

うん、モダン・ジャンルの中ではオリジネイターだと思ってるよ。ありがとう。