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INTERVIEW

INCITE

2010.04.07UPDATE

2010年04月号掲載

INCITE

メンバー:Richie Cavalera(Vo&Gt)

インタビュアー:KAORU

-INCITEはRichieとZakの高校での出会いからスタートしたとのことですが、結成当初から「こんなバンドにしたい」という理想像のようなものはあったのでしょうか?または、MarrufoとDisが入ってから方向性が固まってきたのでしょうか?

僕が2004年に結成したとき、実は今と全く違う顔ぶれだった。現在のInciteのメンバーと出会ったのは2007年。新メンバーを探す事になった時、長年の知合いだったZakに真っ先に話を持ち掛けた。その後Disと出会う。Disの音を始めて聞いた時、ギターはこいつでキマリだと思った。Disはニュージャージーからアリゾナへ飛んできて、皆でジャムったんだ。初日に僕ら3人は一緒に3曲作った。その後、最後に加わったのがLuis。
理想像は特になかったけど、それぞれのメンバーとの間には特別なバイブスを感じるし、皆がひとつになると爆発的なエネルギーを発する。やる事全てに関して、同じ感覚を持てるんだ。現Inciteメンバー4人が揃って、方向性が固まって来たと思うよ。

-メンバーの平均年齢を教えてください。

Disが24、Luisが25、Zakが25、僕が24。バンドマンとしては皆まだ若いよ。

-INCITEは年齢的には若いながらも、オーセンティックなメタルへのリスペクトが感じられる音楽性ですね。資料には影響を受けた音楽についていくつか書かれていましたが、(SUICIDAL TENDENCIES、SLAYER、OBITUARY、MORBID ANGEL、FAITH NO MORE、JIMI HENDRIX、THE WHOなど)メンバーそれぞれの、特に大きな影響を受けたアーティストを3つずつ教えてください。(バンドでも、プレイヤーでも結構です。)

Dis-:BUCKET HEAD,36 CRAZYFISTS,SYSTEM OF A DOWN
Luis :Ryan Martinie,Flea, Sam Rivers
Zak-:METALLICA,THE BEATLES,PANTERA
Richie- Mike Patton,OBITUARY,Mike Wier

-Richieは、あのMax Cavaleraを父に持つということにより、実力とは別の部分においても何かと周囲から注目を浴びてしまうのではないかと思いますが、それがプレッシャーに感じたことはありますか?

プレッシャーはなく、自分のやる事をやるだけ。今まで努力して来たし、音楽を沢山愛してきた。人が言う事や、何と比較されるかは、僕がどうにか出来る事じゃない。
自分達が愛する音楽を作り、自分らしくあるだけさ。そういう騒ぎはいつか昔話になり、人は音楽に注目してくれるようになると思う。

-ファーストアルバム『The Slaughter』リリースおめでとうございます!日本でのデビューともなるわけですが、今どんなお気持ちですか?

生まれた時から抱いてきた夢だから、未だに信じられないよ。僕らが創作した音楽を皆に聞いてもらえるという事は、本当に特別な想い。必死で頑張ったらきっと報われるって分かっていた。日本でもデビュー出来るなんて信じられないよ。

-『The Slaughter』の製作にはどのくらいの期間がかかったのでしょうか?

この一年間ツアーと平行して曲作りをして、途中休止期間もあった。どういうサウンドが欲しいか明確に描けていたから、実際のレコーディングは、たった13日間で終わったんだ。

-非常にパワフルで、荒々しく、逞しいサウンドに興奮しました。そして、恐らく10代の若者から40~50代の年季の入ったリスナーにまで響くであろう、オーセンティックな魅力を感じたのですが、その辺についてはいかがでしょうか?

そうだね。今回のUSツアーで幅広い年代の人達がCDを買うのを見て、僕らは50歳のSlayerファンから10歳のSlipknotファンまで掴んでいると思う。
それだけ幅の広いメタルヘッズにアピール出来ているって事はすごくいい感じだと思う。

−アルバムの具体的なテーマなどはありましたか?

メンバー全員が実生活で大変な事を抱えているから、怒りや狂気は容易に表現できたんだ。だから、このアルバムは皆共通してアグレッシヴな物にしたかったんだ。

-Richieのヴォーカルは、前のめりでなく少し後ノリのリズム感ですね。このことによって曲のグルーヴがうまく先導されている思うのですが、ご自身では意識していますか?

とくに意図した事ではなく作曲やボーカルスタイルに拠る事で、そういう事があるからこそ、それぞれのバンドに個性が生まれる。作曲をしていて何かを意図した事はなく、その時のインスピレーションに忠実になるだけ。僕らの音楽はすべて自然発生的で、意図は無いんだ。