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INTERVIEW

INCITE

2010.04.07UPDATE

2010年04月号掲載

INCITE

Member:Richie Cavalera(Vo&Gt)

Interviewer:KAORU

-全体を通して、生々しい音質が非常に印象に残りました。ザクザクしたギターのリフと、ドラムの一音一音の粒の輪郭がはっきり聴こえてくることによって、曲のインパクト、パワーが増幅されているように感じます。この音質効果については、ご自身でも特にこだわった点なのでしょうか?また、音質的な部分において、理想のモデルとなったアルバムなどがあったら教えてください。

だからこそLogan Maderを起用し、彼のサウンドを求めたんだ。メンバー全員彼の起用に関して確信があったし、僕らのサウンドを形に出来る人だと思った。自分達が思うInciteらしさを出したかったし、それが達成できたと思う。特にモデルとしたアルバムはなかったよ。

-実際にLogan Maderとの仕事はいかがでしたか?彼は一流のアーティストを手掛ける敏腕プロデューサーですが、具体的なアドヴァイスなどは受けましたか?

彼は大きな役割を担ったよ。全てのアイディアは僕らが持っていて、探していたサウンドを彼が提供してくれた。一緒に仕事をして本当に面白い人物で、何をやるにしても噛み合っていた。最高のプロデューサーの一人だと思う。間違いなく、僕らの最高の部分を引き出してくれた。

-『The Slaughter』を引っ提げてのツアーが始まるわけですが、メンバー全員、ツアー生活には慣れているのでしょうか?また、ツアーを快適に過ごす為に工夫していることなどがあったら教えてください。

冒険に旅立つ準備は出来ているよ。今まで僕はメンバーに無理難題を押し付けて来たけど、皆がプロらしくこなして来た。家でする事がなく待っているなんてサイアク。準備は出来ているよ。ライブが大好きだし、皆の夢であり、人生そのもの。
ツアーやインタビューをやり続け、新しいリスナーにこのアルバムを聞いてもらいたい。その為なら何でもやるよ。

-来日の予定はありますか?また、日本に対する印象を聞かせてください。

文化、女性、そして台頭するメタルヘッズ達…。
日本は大好きな国で、オーストラリアの次に世界で好きな場所。なるべく近い内にライブをしたいし、その先も訪れ続けたいよ。

-最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。

早く皆とメタルしまくりたい。近い内に会いたいし、Slaughterを歓迎してくれ。
日本最高!ありがとう